ガッツ石松の話
4月9日となりました。今日は、ガッツ石松さんの話です。
これは、吉野真由美さんのフェイスブックから拝借しました。
芸能界に入った時は、オレは1年生。
演技もしたこともなし、セリフも覚えたこともない。
バラエティならみんなが読まない脚本も読んで、
キッチリと自分の役をこなした。
だから、「ガッツさんちょっとおかしい」とも言われたよ。
ケーキは、顔に塗られるし、馬鹿な役もやらせる。
「チャンピオンも引退したら悲惨だね」って言われたよ。
でもね、「おしん」というドラマの時にいきなりセリフの多い役で大抜擢された。
きくと橋田壽賀子先生じきじきの指名だよ。
「先生、何で僕を選んだの?」って聞いたの。
そしたら、「あんた一生懸命やっているじゃない。」
「普通、ボクシングのチャンピオンでこの業界に来ると
みんな天狗で鼻持ちならないのよね。」
「あんたチャンピオンのガッツ石松じゃなくて、役者の、芸人のガッツ石松としてがんばった。
だからこの役はガッツ石松のために用意したのよ。あんたが一生この業界で食っていけるように。」
オレは、人目もはばからずに泣いたよ。見てる人は見ているんだって思ってさ…。
一生懸命やっていれば誰かが見ていてくれる。がんばっていれば誰かが必ず見てくれる。
あなたの努力もきっと。
引用は此処までで、
この裏話を見て急に、「おしん」のDVDが見たくなり、急いで借りてきました。
DVDを見て、こころがほっこりと暖かくなり、ガッツ石松さんの背中がとても大きく見えました。
年度末が終わり、新年度に以降しました。4月になり、お客さんの工場へ鉄屑の回収にお邪魔して、若い社員さんと仕事をしていて判らないことを質問すると
「僕3月18日から来ているのでそれ判らないです。」
「そうか?!新入社員さんだった。」
初めて気づく鈍い自分を反省しています。そして、1年、1年が凄く早く感じています。