旦那の赤を埋めるために その1

さて、今回は経営の勉強会で知り合った福岡のとある女性起業家の方のお話です。

ちょっとシュールな話ですが、その方の旦那さんは電気工事店をしています。そして、仕事はゼネコンから降ってくるのを待つのみ。バブルのときはよかったのかもしれませんが、今は毎月100万円くらいの赤字が出ているとのこと・・・。

そして、累積もけっこうな額になってしまい、このままじゃまずいと思った“奥さんが”奮起し、なんとエステサロンとして起業をされたのです。

まず自宅の一室を改装し、できる限りお金を掛けないように手配りチラシや挨拶回りからスタート。すると、最初は義理でお客さんが来てくれたようです。

そして、 おそらく仕事も丁寧にされていたのだと思います。一度来てくれたお客さんがまた来てくれるようになり、また口コミも広がってか、自宅では手狭になってマンションの一室にお店を移転。

さらにそこも手狭になって、今では天神の赤坂という場所に 店舗を借りるまでになりました。