社長たちの相談に乗って・・・ その1
さて、最近、なぜかいろいろと社長たちから経営相談をされることが多くなっているのですが、上手くいっていない社長には共通点があるような気がしています。
今年に入って、とある飲食店の社長から相談を受けました。
その方は、もともと飲食のそこそこの優良企業で役員をされていた方です。飲食系はとくに長く勤めて40代、50代にもなれば、いつかは自分も店を持ちたい!という気持ちになる方が多く、その方も、その一人でした。
彼の話に耳を傾けると
「うちの商品はああでこうで、本当にいい商品なんだ」
と、とにかく“商品”のことしか話しません。
もちろん、商品に思い入れがあるのは素晴らしいことだと思うのですが、しかし、肝心の“お客様”のことが全く出てきません。
お客様が誰で、どこにどれくらいいて、どうやってお客様を集めて、どういうふうにお客様に喜んでもらうのか等々、お客様のことが全く出てきませんでした・・・。