小型ピンクラッチの回収と回収後

 

先ほどの名古屋市熱田区の紙加工会社から

小型ピンクラッチのプレス機を引き取ってほしいという依頼を受けました。

ピンクラッチプレスの移動は、

電源を外してゆっくりとハンドリフトに乗せて行いました。

ピンクラッチプレスは大きさに関わらず、頭が重くてバランスが悪いです。

迂闊に手で押すと、思わぬ方向に倒れたりします。

倒れた機械の下敷きになったり、怪我をすることが多いので、こういったバランスの悪い機械の取り扱いには、

注意が必要です。

まっすぐにクレーンで上げて倒れないように工夫をして、作業を進めることもあります。

 

今回は横にずらして上に吊れるところがあったので、

そこからハンドリフトに乗せました。

ハンドリフトの下からチェーンブロックで固定して、倒れないようにするという、慎重な対策が必要です。

 

ハンドリフトで移動中にガタガタとプレス機がハンドリフトの上で動く場合があるので、注意が必要です。

まず六角ボルトを外し、

角にあるステンレスの枠を取り外します。

 

そして前後の台を取り外そうと、

いろいろな部分のボルトをインパクトレンチで外していきました。

 

ただ、ここで問題は、

前後4箇所ずつあるセンターボルトを全て取り外すことです。

下の一箇所がなかなか外せませんでした。

アンカーボルトらしきものはあったのですが、

そこにスピードローラーを入れることは困難だということがわかってきました。

その部分は、また別の方法を考えることにしました。

 

名古屋市中川区にあるバネ製造会社の排気設備の回収の依頼を受けました。

機械が1台2台3台、そして溶接機及び作業台などの回収でした。

 

バネの会社は、多種多様の機械を取り扱うことが多いようです。

 

縦長でちょうど冷蔵庫のような大きさの機械が多いです。

ハンドリフトや台車などを利用して表まで出すことにしました。

 

溶接機のように台車に乗せてあるものもありました。

 

作業台などは、下からハンドリフトを入れて表まで出すようにしました。

 

 

 

HRB349(2)

亡くなったお父さんの工場

雑鍛冶など建築工事の板金プレス加工や機械加工をメインとした工場をやっていたお父さんが亡くなり、工場がそのままになっていました。

金山駅のすぐ近くという、とても立地の良い場所です。

この工場を解体撤去するには、高所作業車や大型クレーンなどいろいろな重機類を搬入しないといけないぐらいの広さと規模があるため、どうしても費用がかさんでしまいます。

鉄屑を回収するだけでは賄えないということで、躊躇されているようでした。

早く解体を始めれば、それだけ用地の有効利用ができるのですが、やはりお金の兼ね合いがあるので、なかなか決断できないのだと思いました。

愛知県、名古屋市鉄屑、ステンレス、アルミ、銅、真鍮、スクラップ、回収、買取りの山下商店 山下勝弘(良太郎)です。

どうしても処分しなければならないとなると何等かの基準が必要になってきます。

その基準とはどういうものですか?とお客様に聞いたところ「やっぱり半年おいておいて使わなかったらかなぁ」とおっしゃっていました。

事務什器類の回収

鉄製事務机、事務椅子、事務什器類

 

 

 

 

 

 

2数年もこうしておいてあると お客様のおっしゃる基準に充分該当するので、もういいんじゃないかなぁと思いました。

大型トラック 山下商店

トラック 山下商店

山下商店 スタッフ一同

 

搬出作業を行うにあたりまず製品を機械の周りから全部どけてもらい、搬出ルートの確保をします。

機械の処分

物であふれた場所

機械の処分 所狭しとものが

そしてその木枠の解体・撤去はお客様の所が行うのか、あるいは山下商店で行うのかを打ち合わせる事から始まりました。

山下商店 スタッフ一同

スタッフ

 

その機械を搬出するにはまず、機械回りに沢山置かれているダンボールを移動しなくては搬出以前に作業道具も持ち込むことができません。

機械の処分 所狭しとものが

物であふれた場所

機械の処分

作業スペースである部屋からパッキングする為の梱包材などが入ったダンボールを全て撤去し、更にはビニールや木枠で覆われたそれらを全て取り外さなくてはなりません。

山下商店 トラック

トラック 山下商店

 

天井クレーンのレール取り外し

天井クレーンのレールの取り外しもできないかと言われました。

よくよく見ると、横でネジなどで止まっているみたいなので、ガスでの切断とボルトなどを外すことにより簡単に取り外しできることがわかりました。

ただし高さがかなりあるので、高所作業車などを使ってクレーンのガーター自体を受けないといけません。

6mぐらい届くユニックやフォークリフトなどを使って、ガーターを固定して、外していくことになります。

かなり高い場所での作業になるので、安全対策をきちんとやらないといけないと思いました。

 

ホテルのアメテニティグッズをパッキングしホテルや、飛行機会社などに卸・販売などをしている会社から包装機械の引取り作業を依頼されました。

機械の処分

物であふれた場所

機械の処分 所狭しとものが

実際に現場に伺うと、所狭しとダンボールが積み上げられた中に5mもあろうかという機械がポツンと設置されていました。

什器の持込み構内作業

山下商店構内作業

 

大物設備も入れ込んでいました

昔は、ピンクラッチプレス機でガッチャンと鋼材などにボルト用の穴を開けていました。

また他に、曲げるためのピンクラッチのプレス機、角切りなどのクランクシャフトの機械など、大物の設備が置いてありました。

ただ、これらは店舗の方から入れたわけではなく、

横にある扉を大きく外して、そこから設備を入れたと思われます。

機械の下には砂利などが敷いてあります。

奥はモルタルなので、多分その設備部分のモルタルを外して、振動を抑えるために砂利を敷いたのではないかと思います。

機械の設置も一苦労だったと思います。