びっしりと積み上げられた事務用品の中に、大型のシュレッダーが一個ありました。

シュレッダーと言ってもアルバムの台紙も破砕できるぐらいの力があるもので、事務机4個分ぐらいの大きさです。

重量もかなりのもので、回収出来るかどうかの判断をして欲しいということでした。

「フォークリフトがあるので、十分に回収でききますよ」

と言うと、担当者はホッとしていました。

法人なので、見積もりを出して、その結果でまた回収の依頼をするかを判断するということでした。

下見を済ませて、見積もりを出して、先方のお返事を待つことにしました。

 

中川区下之一色にあった電気会社の移転先へ金属屑の回収に伺いました

 

京都に本社のある電気会社が名古屋支店の移転先として

南区大同町の倒産した会社の工場・事務所内の残置物を含めて土地と建物を購入しました。

残置物の要る物と要らない物の整理・分類ができたので

不要な物を引き取りに来てほしいと依頼を受けました。

スポット的な金属屑の回収で、こうやって移転先にもお声がかかるのは嬉しいことです。

前の会社は事業の途中なかばで倒産してしまったので

ある程度は片付けられていたものの、いろんな場所に残置物がありました。

いろいろ見せて頂いて、それらを回収することにしました。

 

 

 

5トンのトレーラーが朝8時に到着して

作業員5名、山下商店3名で作業を開始しました。

レッカーの運転手にはトランシーバーを持ってきてほしいと言いましたが、目視ができるのでトランシーバーは不要となりました。

3階から手で合図をして事務什器をワイヤーでかけて

そしてナイロンスリングなども使って

荷物が落下しないように細心の注意を払います。

こうして事務什器の搬出作業を進めていきました。

 

 

4階にある店舗陳列金具、レジ台、売り場のワゴンなどを回収します

スチール製品を中心として回収していきます。

部分的にガラスや木材などが付いている場合は

その場で充電ドライバーなどを使用して外していきます。

こうすると金属部分が計量できるようになります。

指定された場所をきちんと一箇所ずつ確認を取りながら

搬出作業を進め、積み残しがないようにしていきます。