「お盆休みの間で、お盆の墓参りと月命日の法要の話」
愛知県、名古屋市鉄屑、ステンレス、アルミ、銅、真鍮、スクラップ、回収、買取りの山下商店 山下良太郎です。
毎年のお盆の16日は、三重県の津駅前にある蓮光院さんが月命日とお盆の法要を兼ねて来ます。
これも年中行事で20年近くなります。
始めの5年間は、亡くなられた先代の方に来ていただきました。
その後は、息子さんが継がれて毎月欠かさずに来ていただいています。
蓮光院さんは、日本仏教の大恩聖者聖徳太子が厄除け・病気平癒のため開創されたお寺と聞いております。
また、国宝級の重要文化財馬頭観世音菩薩、聖徳太子絵図のあるお寺です。
月に1度、名古屋の用事に来るのが楽しいと。
名古屋は、三重県津と時間の流れが違う。
もちろん都市の規模も違うし、時間の流れ方等、特に最近は、名古屋駅周辺の変化が速い。
これがいい刺激になると言っていました。
蓮光院さんは、15年前までは企業に勤めていた方で、寺が絶えてはいけないと思い、お寺を継承し住職になる為に修行に行き、お寺を継いだ方でした。
そんな経緯から、商売の話やら最近の時事ネタなどを話されます。これが大変にタメになる。
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某食品会社の御曹司と仕事をしていた時の話です。
使っていた機械が壊れてしまい、修理してみたが、どうも調子が悪い。
その御曹司は、壊れた機械メーカーの営業担当者でした。一生懸命修理してあらゆる手を尽くしてやってみたが、ダメでいろんな人に聞いて、私たちと一生懸命考えてる。
本当に一生懸命やっている。
こっちが根負けしてしまい、「もう今日は、いいから改めて仕切りなおしてやろう」となりましたが、彼は、「一旦会社に帰り、原因をちゃんと調べてきます」と言い、あれだけやってダメだった機械をその後、ちゃんと直してしまった。
とても困っていたので大変助かった。
その人のフアンになってしまった。
その後社長になったと聞いて、きっとあの時のようにお客様、社員と共に考えて社業を一生懸命こなしているんだと思うと嬉しいね。
その人を見てるとつい応援したくなる。寄りたくなる。
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法話ではなく、現代の世相。自分の仕事観の話など世の中の原則の大切さを熱く話されます。
不易流行という言葉があります。
世の中の変化は激しく移ろいやすいものですが、変わるものと、変わらないものがあります。
「大切な真理は変わらないんだなぁ」と改めて考えさせられます。