鉄屑の営業活動について、「雑談の仕方」を教わりました。たかが雑談、されど雑談。雑談の仕方ひとつで売上にも繋がるという有益な話を聞きました。

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

先日、とある方から「雑談の仕方」について教わりました。たかが雑談、されど雑談。雑談の仕方ひとつで売上にも繋がるという有益な話を聞きました。

現在のコロナ禍、雑談をすると、「最近、忙しいですか?」と聞かれることがよくあります。そこで、「おかげさまで、忙しいです」で終わってしまうのは非常にもったいないと。必ず続けて、忙しい理由、紹介が増えている理由、仕事が増えている理由を、さりげなく伝えましょうと教わりました。

例えば私の場合であればこうです。「山下さん、最近、忙しいですか?」と聞かれたら、「おかげさまで、忙しいです。実は、私たちのようなスクラップ業は、中国人もけっこうやっているんですけど、今回のコロナで、彼らが日本国内にはいられなくなって、たくさんの中国人が国外に退去してしまったんです。それで、そこに連絡がつかなくて、うちに連絡が来るようになったというのがあります」というのがひとつ。

それから、こういった話もできます。「忙しいですか?」と聞かれたら、「おかげさまで、忙しいです。工場の油まみれのスクラップが、よく屋外に出しっ放しというところがあるじゃないですか。だけど今は、環境汚染とかの話もあって、雨ざらしはダメだから、実は、うちではそのスクラップを入れる箱を作って、蓋も作ってお客さんに提供しているんです。それで、そのスクラップを入れる箱を見た他の工場の方が、この箱どこで作れるの?と聞いて、それで、紹介でうちに話が来るというのがあります。実は、あの大手S自動車さんの工場にもうちから、数十個の箱を提供させてもらっています。それがこの写真です」と言って、実際に写真(左下)も見せる。

雑談を雑談で終わらせてしまうのか、それとも、ひとつの営業の機会と捉えて、

お客様から選ばれている理由を意図的にさりげなく伝えるのか、どこで相手に響くかわかりません。たかが雑談、されど雑談。雑談の中で話す内容を事前に準備しておくことが大切だと教わりました。