愛知県名古屋市西区で、 活字鉛の引き取りです。昔だとひと財産ですね。

愛知県名古屋市鉄くず回収、スクラップ処分、てつくず処理の山下商店 山下勝弘です。

 

写真は、豊田市にある印刷工場の回収品目のうちの一つ、「活字鉛」です。(スクラップ業界の検収名です。)

活字鉛は、活版印刷の際に使われていたものです。

普通の鉛だと柔らかいので錫など混ぜて硬度上げ硬くするのですが、
印刷に使う活字鉛というものは鉛にアンチモン等を配合して硬度を上げ、
熱の収縮率を減らしてある素材なのです。
スクラップとしては、1キロ当たり30円から40円ぐらいです。
活字合金の中には活字亜鉛などもありますが、これはとても硬いのですが融点も高いので耐熱シリコンの型が使えないので活字鉛で無いとダメです

写植印刷屋さんは、町ならば、必ずありました。

文字一つ一つが判子のように(「活字」という)なっているのですが、

それらの文字を組んで文章にして、写植印刷作業が行われていました。

 

「写植」とは、写真植字という言葉の略称です。すごく簡単に言うと、活字を作る作業です。文字を写真のように撮影し、それを専用紙に出力して活字にするというものです。昔は(と言っても約20年程ですが)一文字一文字、写植して、書籍等は全ての文字を作り、印刷していまし