特殊金属、レアメタルの取引は、価格基準から、材料成分に注目した取引にシフトした変化になっている。

最近の希少性資源をはじめ、鉄、銅、アルミ、ステンレス、特殊金属などのベースメタルやその鉱石、そして、石油・石炭などの地下埋蔵資源の取引価格の高騰を受けて、鉄リサイクル業者、非鉄金属業者や素材製造メーカーの間で、これまでのよう
な鉄スクラップにおける形態での取引(例えば価格基準となっているH2)から、材料成分に注目した取引にシフトした動きが見られています。

また、リサイクル業者の間で、特殊金属、レアメタルなどの希少性資源に関する勉強会が開催されるようになっている。

レアメタルは、鉄、銅、鉛、亜鉛、アルミニウムなど広く利用されている金属を指すベースメタル(汎用金属)と対比させる意味で使われてきた用語です。単に埋蔵量や存在量が少ないだけでなく、資源的に多く存在していながらも抽出技術等の観点から産業素材としての利用が難しい金属も、レアメタルに分類されています。

これは、中国に輸出されたスクラップの解体現場を視察した際に、ベースメタル間で分別するのではなく、鉄スクラップでもベアリング(軸受鋼)、ケイ素鋼板、鋳物、磁石などに分類して、アルミでひとくくりにしないで、細かく何種類にも分けていることの有用性、高付加価値化を再認識しはじめたことが要因と考えられる。

 

一方で、電子部品メーカーや製品メーカーにおいても、特殊金属、レアメタル、希少性資源の高騰を受けて、使用量の制限や抑制、また代替物質の開発を行うとともに、家電リサイクル法などにおけるリサイクル率の向上に対する取組や環境問題、さらにリスクヘッジのために研究開発に取組みはじめています。

社会が発展し,生活が豊かになれば,高性能な電子機器が数多く使われるようになる.日常生活では直接目にすることは少ないが,

電子機器には多くのレアメタルが使われており

私たちは多種多様のレアメタルに囲まれて生活している.

いまやレアメタル抜きには,私たちの生活は成り立たない.

また,省エネ製品にもレアメタルは不可欠である.

たとえば,ハイブリッド自動車の高性能モータや

蓄電池,太陽光発電のパネルや制御器などは,レアメタルの塊と言っても過言ではない.グリーンイノベーション(省エネ技術革新)の推進において
も,さらに多くのレアメタルが必要l手てきます。.