有限会社山下商店の取扱い商品を紹介します。ほんの一例ですが、鉄屑をメインにアルミ、ステンレス、特殊金属、銅、真鍮、砲金、亜鉛、錫、鉛、モーター屑、、業務用エアコン、室外機、給湯器、配電盤や金や銀などの貴金属など多くの金属類を買取りしています。創業60余年、220000件の取引実績を誇る山下商店にご連絡ください。また、取扱い商品欄に掲載していないものもご相談ください。
鉄スクラップとは、 製鉄、鋼材製造あるいは鋼工作物の機械加工に際して生ずる各種鉄くず、および鉄鋼製品の老廃や破損によって生じた古い鉄くずのこと。鋼や鋳物の製造原料として用いらています。鉄鉱石と同様、重要な製鉄原料です。
鉄スクラップには、大きく分けると「市中スクラップ」と「自家発生スクラップ」があります。「自家発生スクラップ」は鉄鋼メーカー内で発生するもので、市場にはほとんど流通しません。「市中スクラップ」はさらに2つに分けられ、機械や船舶、車両などの製造工程で発生する「工場発生スクラップ」と、解体した建物や廃車、使用済みの鉄製品などから発生する「老廃スクラップ」があります。このように国内で使われ、何らかの形で残っている鉄の総量のことを鉄鋼蓄積量といいます。
毎年、鉄鋼蓄積量の約3%が社会での役目を終えて鉄スクラップとして回収され、新たな鉄鋼製品の原材料となります。現在、世界の鉄鋼蓄積量は約292億トンで、そのうち日本の鉄鋼蓄積量は約14億トンと推計されています。実は、日本は世界有数の鉄資源保有国。海外にも鉄スクラップを輸出しており、米国、イギリスに次ぐ、世界第3位の鉄スクラップ輸出国となっています。山下商店では、鉄スクラップを回収して社会の発展のために製鋼会社に納品して、鉄鋼製品に再生できるように尽力しています。
鉄屑(新断屑)
ステンレス・アルミ・銅・銅線・真鍮(セパ、コーペル、棒コロ、込み真鍮、高力黄銅、真鍮切粉、その他切粉、ワイヤーカット、アルミニウム青銅等)・砲金(並砲金コロ、砲金、バルブ、メッキ、ビスマス青銅、リン青銅鋳物、鉛青銅等)・亜鉛・錫
新断は、プレス工場等のプレス加工屑等の発生品。厚みが薄いため、電炉内での溶け落ちがよいのが特徴です。また、品質の安定の為に、一部のメーカーは亜鉛めっきされたものを購入していないところもあります。
鉄の原料となる鉄鉱石が鉱山から採掘されるのに対して、鉄スクラップを同様の鉄源とみなした「甲山」と呼ぶようになったといわれています。鉄板やH鋼など厚みのある発生屑を切断加工して、歩留まりがよくとして厚みがあるスクラップをHS一級品のスクラップとして検収しています。建物解体の時に発生した鉄筋屑を細かくしたものがH1と扱われます。
主に建物解体の時に発生した鉄筋屑、H鋼など太く厚みのある歩留まりがよく発生屑を指します。
ギロ材B
やや厚みのあるアングル、パイプなどを中厚の歩留まりの発生屑を指します。
ギロ材C
鉄屑薄物(事務什器類)事務机、ロッカー、店舗備品類など
トタン、ブリキ、事務机、ロッカーなど厚さが薄いものが当たる。厚みが薄いために歩留まりが悪いので、鉄屑としての検収も弱めです。
バラバラに解体して、機械故銑としてスクラップとして扱われています。
アルミ屑
日本国内消費されるアルミの内訳は、7割は新地金であり、残りの約30%は再利用されています。アルミニュームの原料は、ボーキサイトと言う赤褐色の鉱石です。アルミ精錬には大量の電力を使うため、電力価格上昇などで価格競争力が失われ、国内のアルミ製錬は、2014年3月末で幕を閉じました。現在、ほとんどの会社は、電気料金の安い海外などで精錬しています。
アルミニュームのスクラップからリサイクルして地金を作るほうが、ボーキサイトから地金を作る場合よりもエネルギー使用量を97%削減できます。また価格面で有利なため、アルミの空き缶などのスクラップから再利用して生産しています。 アルミスクラップの種類としては、印刷版、アルミサッシ、ビス付きサッシ、A6063、A5052、A3003、A3004、合金板屑、A7075、アルミ切粉、機械コロ、鋳物コロ、アルミ線などがあります。
ステンレスは、寿命が来ても廃棄物にならず、高品位を保持したまま、ほぼ100%リサイクルが可能だからです。回収ルートが確立されているので、スクラップ需要は安定してます、現在使用されているステンレス原料の半分以上はスクラップから製造されています。高いリサイクル率で環境にやさしいステンレスステンレス屑をスクラップとして処分、廃棄した時に、全体の80∼90%回収されてい ます。引き取り、 回収したステンレススクラップはほぼ100%再生可能です。 ステンレス鋼原料の約60%が、再生使用しています。ステンレススクラップを利用すること が、ステンレス製鋼メーカーでは、生産工程の一部になっています。
ステンレスの鋼種としては、Sus304.Sus309、Sus310、Sus316、インコネル、A-286、ハステロイ、42Ni、36Ni、ステライトそのた特殊金属では、ニオブ、チタン、タンタルなどがあります。
銅製錬に於いては、ヨーロッパ地方や日本国内の製錬会社が銅スクラップを使用しています。転炉における冷材としての使われ方がメインであったが、最近は、硫化鉱における硫黄分の上昇、それに伴う銅精鉱品位の低下による銅分補填という意味合いが大きくなっています。一方で、市中スクラップから排出される銅電線やエアコンに使用されている銅管、その他伸銅品、製品においてもコスト削減の観点から市中のリサイクル原料が一定量使用されています。銅スクラップとしては、ピカ線、上銅、並銅、銅管、リン青銅、ベリリウム銅、丹銅、洋白、KFC、TAMAC、EFTECなど
その他の非鉄金属
ステンレス・アルミ・銅・銅線・真鍮(セパ、コーペル、棒コロ、込み真鍮、高力黄銅、真鍮切粉、その他切粉、ワイヤーカット、アルミニウム青銅等)・砲金(並砲金コロ、砲金、バルブ、メッキ、ビスマス青銅、リン青銅鋳物、鉛青銅等)・亜鉛・錫
真鍮とは銅と亜鉛の合金の一種で、亜鉛の含有率が20%以上の合金を指します。
例えば、代表的な黄銅として70/30黄銅、65/35黄銅、60/40黄銅があり、これらの銅は含有率の違いによって分類されており、70/30黄銅は銅の含有率が70%,亜鉛の含有率が30%、65/35黄銅は銅の含有率が65%,亜鉛の含有率が35%、60/40黄銅は銅の含有率が60%,亜鉛の含有率が40%となっています。
代表的な特徴としては、導電性が高いこと、熱間鍛造性が優れていること、展延性が優れていること、切削性が高いことが挙げられます。そのため、これら特徴を活かして金管楽器、仏具に使用されています。特に黄銅棒、真鍮においては銅成分6割の黄銅ダライ粉等スクラップ原料が原料の大半を占めています。しかし、国内の鉛レス化により、製錬は、海外での生産が増加しています。真鍮スクラップとしては、セパ、コーペル、棒コロ、込み真鍮、高力黄銅、真鍮切粉、その他切粉、ワイヤーカット、アルミニウム青銅などがあります。
砲金(ほうきん、Gun metal)は、銅合金の一種で、銅Cu と錫Sn の合金。 一般に銅90%、錫10%程度の組成である。古くは、青銅とも呼ばれていました。靱性に富む性質があることから大砲の砲身の材料であった。鋳造が容易で、磨耗や腐食にも優れる。 大砲に用いられたことからガンメタルと呼ばれ、日本語として砲金が使われるようになりました。重量感があり保温性もあります。天ぷら鍋、すき鍋に使われている。放置すると「緑青」が発生します。
水道メーター、バルブ、歯車などに使われています。スクラップの種類としては、並砲金コロ、砲金、バルブ、メッキ、ビスマス青銅、リン青銅鋳物、鉛青銅などがあります。
その他の鉄屑
その他の鉄屑としては、業務用エアコン、給湯器、廃モーター、コンプレッサー、発電機、トランスなどがあります。
業務用エアコン
給湯器(湯沸器)
廃モーター
コンプレッサー
コンプレッサー
事務用品(事務机、事務椅子、
ロッカー、キャビネット)
建設廃材(金属くず)
工場廃材(金属くず)
山下商店では、日本の将来のために、資源を有効に活用することが大切だと考えています。そのために資源の少ない日本は、国内、愛知県、名古屋市近郊にある、鉄屑、ステンレス、アルミ、ニッケル、銅、真鍮、砲金、鉄、レアメタルなどを回収して再利用することが、社会発展のため、そして未来を豊かにするために金属リサイクルから産業廃棄物処理まで循環型リサイクルを行っております。金属屑や産業廃棄物のどんな些細なことでも山下商店にお問合せください。企業様・工場様にぴったりの金属リサイクルのお手伝いをさせていただきます。
2024.3.20
2024.3.20
2024.2.25
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