アルミとは、
投稿日:2022.03.18
アルミとは、純アルミニウムにさまざまな元素を加えたアルミニウム合金です。 軽量で腐食に強く、加工しやすいのが特徴です。
熱伝導性・電気伝導性に優れ、鉄についで広い用途を持っています。
アルミには優れた特性がありますが、純度の高いアルミは強度が弱いため、加工後の製品に求められる耐久性を満たせない可能性があります。そこで、アルミの欠点を補うために様々な合金成分を加えたアルミ合金が生み出され、用途に合わせて使い分けられるようになりました
アルミは一般的に加工がしやすいと言われています。それに加えて、金属材料として優れた特性を持っているため、私たちの身の回りにはたくさんのアルミ製品が存在しているのです。
非常に軽い
アルミは、比重が2.7と非常に軽い金属です。鉄の比重は7.8、銅の比重は8.9であり、それらに比べてアルミは約1/3の重さとなっています。アルミの軽さを最大限活かしたものとしては、スマートフォンがあります。スマートフォンのボディはアルミで作られたものが多く、その軽さによって容易に持ち運びができるようになりました。他にも、自動車や飛行機の部品などとして活用されて燃費向上に役立てられています。
通電性が高い
アルミは電気伝導率が高く、エネルギーやエレクトロニクス分野でよく使われています。同じく電気伝導率が高い金属としては銅がありますが、同じ重さで比較するとアルミの方が良く電気を通します。
熱伝導率が高い
アルミの熱伝導率は鉄の約3倍であり、熱をよく伝えるため、熱しやすく冷めやすいという特徴があります。鍋などの調理器具でもアルミがよく使われており、他にもエンジン部品や冷暖房機器、ヒートシンクと呼ばれる放熱部品などで、アルミは幅広く活用されています。
耐食性が高い
金属は一般的に腐食に弱いとされており、特に鉄などは時間が経つと茶褐色になって見た目も悪く、強度や耐久性にも影響がでてしまいます。しかし、アルミは酸化皮膜と呼ばれる膜を自ら生成することで錆の発生や腐食を自然に防ぐことができる金属です。この耐食性の高さを活かして、建築物や船などで活用されています。また、アルマイト加工という表面処理を行うことで、耐食性を更に強化することも可能となっています。
非磁性
アルミは非磁性体で磁気を帯びないため、電子医療機器やメカトロニクス機器、リニアモーターカーなどの磁気が悪影響を及ぼすものによく使用されます。他の非磁性体としては金や銀、銅がありますが、アルミはこれらの金属と比べて流通量も多く安価なので、アルミの使用率が高くなっています。
溶解しやすい
アルミは融点が約660℃と金属の中では相当低く、鉄(約1,530℃)や銅(約1,080℃)に比べると溶解しやすい材料です。その特徴から、溶かした金属を金型に流し込み任意の形に固める鋳造加工では、融点が低いほど金属を溶かすためのエネルギーが抑えられるため、アルミがよく使われています。
リサイクル性が高い
アルミは耐食性が高くて品質が落ちにくいことと、溶解がしやすいことから、使用後のアルミ製品を溶かして再利用することができます。リサイクルに必要なエネルギーは、新しく金属材料を作るためのエネルギーに比べてわずか3%で済むことから、経済的かつ環境に優しい金属であると言えます。
反射性に優れる
表面が磨かれたアルミは赤外線や紫外線、電磁波といった光や熱をよく反射します。鏡面加工を行ってその特性を一層高めることで、暖房器具や照明器具の反射板、エレクトロニクス製品において多く使用されています








