トラック用アルミホィール
投稿日:2023.04.08
一般的なトラックのホイールはアルミホイールとスチールホイールの2種類で、マグネシウム、カーボン、チタンはあまり実用的とはいえません。
トラックのホイールに最も適しているとされるのはアルミホイールです。
軽量で放熱効果の高いアルミホイールにすることで「フェード現象」を防ぐ効果があります。フェード現象とは、制動装置の形式の一種である摩擦ブレーキを走行中に連続で使用した場合に、ブレーキの効きが低下することです。
アルミホイールは、アルミ合金でできたホイールで、鉄よりも軽い素材で加工がしやすいことからデザインも多彩です。
軽量であるため燃費・操作性に優れており、アルミホイールにすることでトラック自体の軽量化にもつながります。
大型トラック(22.5×7.50サイズ)のアルミホイールは約23kgで、スチールホイールよりも軽量です。
10輪トラックともなればホイールの数も増えるため、1個あたりの重量が軽いことが軽量化にとって重要になります。アルミホイールの製造方法には鋳造と鍛造があります。
鋳造は鋳型にアルミを流し入れホイールを成形する製造方法で、デザイン性の高さと大量生産によるコストダウンがメリットです。
鍛造は加熱したアルミを高圧でプレスする製造方法で、ホイールの密度が高くなり強度アップと軽量化ができますが、価格は高くなります。
では、なぜ前輪ホイールが凸に見えるのか? その理由は簡単、後輪用を引っくり返して装着しているからだ。タイヤの偏摩耗などを防ぐため、後輪に履かせていたものを前輪に、といった具合にタイヤのローテーションを行う。そのとき前後輪のホイールが異なる形状だとタイヤの取り付け位置が制限されてしまうため、前輪ホイールも後輪ホイール同様に凹凸のホイールが取り付けられるように。前輪に装着する際は、凸部が外側で、凹部がアクスル(内)側に向くように設計されている。
つまり、例えばアクスルが前後で2本のトラックだったら、前に2本、後ろに4本、合計で6本同じホイールが付いていることになる。同じホイールでありながら、凹凸があるためフロントとリヤで見え方が違うのだ。
トラックのホイールに注目すると、前輪は外側に出っ張っている「凸」。対して後輪は、内側に奥まっている「凹」。例外はあるものの、日本を走っているトラック(バス)のほとんどは、こういった形状になっている。
まず、乗用車のように人の移動が目的のクルマとでは車両の重量がまったく異なります。仮に、乗用車のようにタイヤ4本だけだった場合、たくさんの荷物を積んで走ったらすぐにパンクしてしまう恐れがあります」
その対応策として、荷物の荷重がかかる後輪のアクスル1本につきタイヤは4本履くことがマストとなった。だが、片側に2本セットで履かせるためにはどうしたらいいのか?
そこで考案されたのが、ダブルタイヤだ。ツインタイヤ、デュアルタイヤなどとも呼ばれ、おもにトラックやバスで用いられるタイヤの装着形態のひとつだ。凹凸を付けたホイール2本を、凸部を合わせて1セットにして固定、装着している。だから、後輪ホイールは凹んで見えるのだ。
安全性、そして経済性が最優先となるトラックにおいては、タイヤのマネージメントが非常に大事。シングルタイヤの場合はどれかひとつパンクしてしまったらすぐに走れなくなってしまうが(前輪がパンクしたらアウト)、ダブルタイヤであれば片方がパンクしてもある程度の距離を走行し、安全な場所に停車できる可能性が高くなる。という意味でも、ダブルタイヤは必要不可欠なのだ。








