VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)
投稿日:2022.08.13

VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)とは
VCTは絶縁体・シース共にビニル(ビニール)で出来たキャブタイヤケーブルす。ビニル絶縁ビニルシースキャブタイヤケーブルのことをさします。
キャブタイヤケーブルとは大きくゴム系とビニル系に分けられ、VCTケーブルは絶縁体や外皮(シース)にビニル系の素材を使ったものです。
単にキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
VCTは柔軟性・耐水性・難燃性を有し、移動用に最適です。VCTーFとは電圧が異なります。VCTのシースの色(ケーブルの色)は灰色が一般的です。また、VCTは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるため、600Vビニルキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
移動電線であり、小型発電機や溶接機といった工場や工事現場で使われる機器、エレベーターのように移動かつ大きな動力を必要とする機器などに使われます。
またFA(工場の自動化)の、自動化用機器の配線等にも使用されています。
キャブタイヤケーブルとは大きくゴム系とビニル系に分けられ、VCTケーブルは絶縁体や外皮(シース)にビニル系の素材を使ったものです。
またVCTケーブルは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるものです。
VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)の用途とは
VCTは交流600V以下、直流750V以下の移動用電気機器の電源回路の配線及び制御回路用の配線として広く使用されます。主に、FA関係(ファクタリーオート メーション)工場の、自動化用機器の配線等に使用されています。その中でも、VCTはVCTーFと比べて被覆が厚い特徴があります。
VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)には、一般的に用いられる汎用品に加え、さらに柔軟なタイプのVCTがあります。そのため、幅広い状況に応じてVCTを使用することが可能です。
他にもVCTには、耐捻回性・耐震性・耐ノイズ性・耐熱性に優れたグレードのケーブルもあります。
VCTとVCTーFの違い
VCTは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるビニルキャプタイヤケーブルです。それに対してVCTーFは交流300V以下の電圧で使用されるビニルキャプタイヤケーブルです。VCTーFは絶縁体・シースともにポリエチレンでできており、耐燃性があります。VCTとVCTーFで使用する用途・環境によって最適なケーブルが異なります。
エコ対応のVCTについて
VCTの中には、ハロゲンや鉛を含まない無害な被覆材料を使用し、焼却や埋め立て処分をしても有害物質を発生しないエコ対応のVCTがあります。火災や廃却時に焼却しても有毒ガスやダイオキシンが発生しないように環境に配慮されたものです。
VCTケーブルにも、鉛やハロゲンを含まない被覆材料を使用し、有害物質を発生させないエコ対応のものがあります。
導体以外の被覆材料を同一系統にしているため、リサイクル性が高いことが特徴です。可とう性が優れた被覆材料を使用しているので、加工が容易にできます。また、従来のVCT−Fと比べて低発煙で、同等の難燃性を有しています。
柔軟タイプのVCT
VCTには、柔軟性に優れた柔らかい、柔軟タイプがあります。一般のVCTよりもさらに耐油性・難燃性・柔軟性に優れています。
柔軟タイプのVCTのシース色は黒色です。
柔軟タイプのVCTの使用は屋内・移動用向けに設定されており、汎用機器への配線・電動工具の配線・水中ポンプの配線・各種小型電気機器への配線・工作機械への配線に使用されます。
VCTには、一般用途のVCTの他に、柔軟性に優れたソフトタイプ、各環境に耐性のあるVCTがあります。
1.一般用途のVCT
各種機器、工具、産業機械など、屋内移動用として使用できます。
VCT種類
VCT・VCT-F
2.耐性のあるVCT
耐屈曲、耐油、耐熱、アース線入りなどがあります。
VCT種類
KTO−VCT・BO−VCT・BO−VCT−ESK−CT・GT−VCT・GT−VCT−S
3.ソフトタイプのVCT
柔軟性があり、電動工具の配線、移動用電気機器の電源回路の配 線や、制御回路用の配線用として使用できます。
VCT種類
ソフトVCTF・VCT 222・VCT 360・VCT 360 SB・VCTF 22・ VCTF 36・VCTF 36 SB・サンライト6DX・サンライト3DX・サンライト6SX・サンライト3SX・スターソフトS-VCT・スターソフトS-VCTF・ ダンソフトVCT・ダンソフトVCTF・ラバロン・ラバロンプラス・フレックス1VCT・フレックス300VCTF・TFハイソフトVCT・TFハイソフトVCTF・ハイパーソフト#600・ハイパーソフト#600 SB・ハイパーソフト#300・ハイパーソフト#300 SB・
VCTの規格
ケーブルは安全のため、技術的要件や敷設場所など細かく規制がなされています。
VCTケーブルは、JIS C3312に「600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル」として規格が定められています。
JIS C3312に規定されている項目は材料や構造、加工方法、線心の種別や多心ケーブルのより合わせの方法、絶縁体や外皮(シース)などです。









