非鉄金属とは


非鉄金属とは、読んで字の如く“鉄に非ず“。『非鉄金属』とは、鉄以外のすべての金属を指します。
鉄および鉄が主成分である鋼以外のすべての金属を、非鉄金属
といいます。 代表例は銅、真鍮、砲金、リン青銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、スズ、ステンレス(ニッケル)、マグネシウムなど。 合金も含めると、数えきれないほどの種類が地球上に存在しています。
世界で使われている金属材料は約40,000種類もあるといわれますが、大きく2つに分けられます。それが鉄と非鉄金属です。
こう見ると鉄を特別扱いした大雑把な括りと思えたりもしますが、特に意味はなく、単純に量の多さが分類につながっているそうです。ちなみに2013年環境省発表資料を見ると鉄鉱石の可能採掘量は1600億トン。対して銅鉱石や亜鉛鉱など、主な非鉄金属(16種類)を合わせた可能採掘量は25億3716万トン。年間生産量では鉄鉱石23億トンに対し、前述した非鉄金属の合計は7116万トン。単純な比較は難しいともいえますが“鉄が圧倒的に多い”ということは何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
さて、大きく括られた非鉄金属ですが、3つのカテゴリに分けることができます。ひとつめは「ベースメタル」。こちらは埋蔵量や生産量が多く、産業用素材から日常用品まで幅広く使われている金属です(※鉄もベースメタルの一つですが、非鉄金属の場合のベースメタルということで鉄は除きます)。長い歴史を持つ銅や鉛、1円玉の素材で知られるアルミニウムなど、私たちにとって身近でなじみのある金属が挙げられます。
2つめは「レアメタル」。直訳すると希少金属ですが、こちらのカテゴリには埋蔵量自体が少ないことで希少性が高い金属のほか、量は豊富でも採掘や抽出が難しいことにより希少性の高い金属もあります。代表的なレアメタルといえばリチウム、チタン、ニッケルなどが挙げられます。レアメタルは現代のハイテク製品に欠かせない金属として注目されています。
3つめは「プレシャスメタル」です。一般にいう貴金属のことですね。貴金属といえばジュエリーのイメージが強いかもしれませんが、じつは産業用の素材としても多く使われています。量が少ない希少金属であり、耐腐食性つまり錆びにくいという特徴もあります。こちらはおなじみの金、銀、白金(プラチナ)をはじめ、パラジウム、ロジウム、ルテニウムなど、8種類の元素が属します。
非鉄金属の巣類としては、
ステンレス、アルミ、銅、真鍮、砲金などがあります。
ステンレスの主なものを紹介しています。
404ステンレスボール、316Lステンレス、
ステンレスカッパー入りステンレスボルト、ナット SUSXM7
430ステンレス大型流し台 13クローム
ステンレス機械雑品、
316ステンレス板
ステンレス310耐熱鋼 ヒーター内コンベヤー網
309ステンレス 熱処理台
銀メッキ付きステンレスなどがあります。
アルミでは、
アルミの主なものを紹介しています。
大型アルミラジエーター
解体アルミサッシ
アルミヒートシンク
アルミ境界柵
アルミ7000系屑 バスボート
アルミ印刷版
アルミ合金板「5052」
アルミダライ粉 パーマ
アルミサッシ端材63s
アルミ金型
アルミニウム2000系(A2014)
アルミエンジンコロ
アルミ缶プレスなどがあります。
銅としては、
銅の主なものを紹介しています。
込銅
並銅
リン青銅板
銅ヘッダー屑(上銅)
銅ブスバー緑青付
クローム銅(金型銅)
銅プレス抜き板
半銅ラジェーター
銅ラジェーターなどがあります。
真鍮としては、
真鍮の主なものを紹介しています。
込真鍮
真鍮棒コロ
真鍮粉 パーマ
ワイヤーカット(真鍮線)
真鍮蛇口などがあります。
砲金としては、
砲金の主なものを紹介しています。
BC6砲金(CAC406)
砲金粉切削粉
バルブ砲金
砲金コロなどがあります。
銅とは、銅ははるか昔から使われている素材で、人類が最初に発見した金属といわれています。
銅は耐蝕性に優れているので、青銅器時代に作られた青銅製の食器や刀剣などが遺跡で発見されることがあります。これらの銅は銅鉱石を溶融して取り出されています。
青銅のほか、純銅や真鍮、白銅などがあります。この記事でも取り上げる真鍮(しんちゅう)とは銅の仲間の一つなんですね。
真鍮は別の言い方で黄銅(おうどう)と呼ばれる黄色い銅で、五円玉や仏具などに使用されます。
純銅とは工業用に製造される赤色の銅のことを言います。普通の銅は多くの不純物を含んでいるので、製品や部品の材料などに扱う際は、不純物を可能な限り取り除いた高純度な銅にします。そして、その純銅にすずや亜鉛を加えることで青銅や真鍮となり、色彩も変わるのです。
銅の種類を硬貨に沿って紹介していくと、5円玉は真鍮、10円玉は青銅、50円玉と100円玉は白銅、500円玉はニッケル黄銅で作られています。
銅の種類と使われている硬貨
5円玉=真鍮 10円玉=青銅・ 50円玉・100円玉=白銅・ 500円玉=ニッケル黄銅
10円玉は赤色ですが純銅ではなく青銅なんですね。色が赤いのは青銅の材料であるすずの割合が少ないためです。ちなみに1円玉の材料はアルミですね。銅ではありません。
銅は他にも洋白、クロム銅、ベリリウム銅など普段聞き慣れない種類が数多くあります。
銅の最大の特徴は導電率の高さで、電気配線の銅線としてどこの家庭でも使われています。
熱伝導率は鉄やアルミよりも高く、銅鍋だと鍋の底面と側面で温度差を小さくすることができます。
銅は古代から使われているように加工性に優れ、特に工作機械の切削加工や鉄製品製造機械の圧延機などの加工に相性の良い素材です。
「銅」というと、一般的にはC1100(タフピッチ銅) を指します。
熱・電気伝導性や展性、延性、絞り加工性、溶接性、耐食性、耐候性に優れており、電線やケーブル、建築配管などに使用されています。
銅合金は、銅の硬度、切削加工性、強度、耐食性等の改善を目的に、銅を主にすず、りん、硫黄、ニッケル等を添加した合金です。
銅亜は、そのもの自体の価値が高価であることや、再生利用が比較的容易であること等から、リサイクルの優等生と呼ばれています
ピカ線 1kg 980円/k
細ピカ線 1kg 900円/kg
錫引き線 1kg 880円/kg
上銅 1kg 900円/kg
込銅パイプ 1kg 880円/kg
黒ピカ線 1kg 850円/kg
りん青銅 1kg 円/kg
りん青銅とは、銅にすずと少量のりんを加えた合金で、
青銅の利点を維持しながら高性能化した合金です。
機械的な強さが大きく耐食性大、
磁性なく、スイッチ、コネクター軸受等に使用されます。
電子部品や機械部品などに広く利用され、
特に有用なばね材として知られています。
深絞り性良、展延性・耐疲労性・耐食性が良い。
特に高性能のばね性を要求するものは、
ばね用りん青銅を用いることが望ましい。
キュプロニッケル 1kg 円/kg
キュプロニッケルとは、キュプロニッケル【cupronickel】
ニッケルNiを10~30%含む銅合金。 白銅とも呼ばれる。 Ni10%,20%,30%の合金がつくられ,Ni量が増すにつれて,赤みがかった色から銀白色へと変わる。 展延性がよく,また天然の水や海水に対する耐食性がよいので,伝熱管などに利用される
銅は一般に、加工した際の硬化(加工硬化率)が強く、硬度や強度の調整のために活用されるくらいですが、この白銅は比較的硬化しにくいため、圧延や深絞りなどの塑性加工性も良好です。キュプロニッケルともいいます。引張強さや硬さはニッケルの含有量が多いほど大きくなっていきますが、60%をピークに以降は徐々に低下していきます。靭性も大きい材料として知られます。耐食性については硝酸などの強酸には耐えられませんが、それ以外の酸や海水には耐性があります。高温強度(250℃以上)についても黄銅に比べると高い値を示しますが、これは白銅の中の不純物にもよります。
キュプロニッケル”のキュプロ(CUPRO)は「銅」を意味する意味で、キュプロニッケルは、銅―ニッケル合金のことです。通常、銅にニッケルを10%∼30%含むものが用いられ、銅とニッケルの比をとり、10%ニッケルのものを9/1キュプロニッケル、30%ニッケルのものを7/3キュプロニッケルと呼びます。銅合金は、中性から塩基性の腐食環境に対する耐食性に優れており、なかでも、キュプロニッケルは、特に海水に対する耐食性が良好なため、海水を使用する設備に多く用いられています。近年、中東向大型プラントとして、しばしば話題となる、海水淡水化装置は、キュプロニッケルのひのき舞台といえます。一般に、ニッケルの量が多くなるほど、耐食性は良くなり、引張強度も高くなりますが、コストもニッケルとともに高くなるため最近では、ニッケルの低く安価な9/1キュプロニッケルが多く使用されています。一般にキュプロニッケルは構造用部材としては強度が低く、しかも高価な材料であるため、薄いキュプロニッケルを鋼板(軟鋼や高張力鋼)に貼り合せたキュプロニッケルクラッド鋼が開発されています。クラッド鋼では、合せ材としてのキュプロニッケルは耐食材料とし用いられ、強度は鋼板でもたせようとする合理的な材料で、用途は広く、最近多く用いられています。キュプロニッケルの溶接性は銅合金の中では良好です。銅や他の銅合金は熱伝導度が高いものが多く、予熱が不十分だと、融合不良などが起こりやすいのですが、キュプロニッケルでは、熱伝導度は低く、予熱を行わなくても容易に溶接を行うことができます。ただし、クラッド鋼の溶接ではいくつかの注意が必要です。まず第一に母材側の溶接を行うときにキュプロニッケルを溶かさないようにすることです。わずかでも溶かすと割れが発生しますので注意する必要があります。次にキュプロニッケル側の溶接では、共金系の材料で溶接を行いますが、キュプロニッケル中に鉄が多く入ると耐食性機械的性能が劣化するため、母材側をできるだけ溶かさないように溶込みの浅い溶接を行い、かつ3層以上の多層溶接が必要です。キュプロニッケルはその優れた特性を生かして今後、用途は拡大して行くものと思われます。最近では、船の外板を全てキュプロニッケルで造った、キュプロニッケル船が建造されています。この船は、キュプロニッケルが耐食性に優れているため、塗装は不用で、また、外板への海用生物の付着などがなく、燃料の大幅な節約ができるなど、経済性に優れた船として注目されています。(1982年12月号)キュプロニッケル4040
キュプロニッケル(C7060)の熱伝導率は 46 W/(m・K)です。(20℃)
キュプロニッケルの用途は、キュプロニッケルニッケルを10〜30%含む銅合金。 白銅とも。 展延性・耐食性にすぐれているので,伝熱管,小銃弾被甲,貨幣,復水管などに用いられる。
空調銅配管(エアコンパイプ) 1kg 380円/kg
銅ラジェーター 1kg 円/kg
雑電線(銅分80%以上) 1kg 780円/kg
雑電線(銅分65%以上) 1kg 430円/kg0円/kg
込銅パイプ 1kg 880円/kg0円/kg
VA電線(VVFケーブル、雑電線) 1kg 370円/kg
VVFケーブルは、正式名称を「600V ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル」といいます。VVFケーブルは住宅や建築物の屋内で多く使用するケーブルです。
照明やコンセントの電源に使用されます。
外装はグレーが一般的で、平べったい形をしています。
外装を「ビニルシース」、内部の被覆を「ビニル絶縁体」、銅の部分を「導体」
と言います
VVFケーブルは天井内ころがし配線、電線管内配線、ケーブルラック上配線
など様々な場所で使うことができます。
屋外ではVVFケーブルを露出で使用すると紫外線による劣化が激しいので、
電線管に入れて使います
家電製品の電線・その他通信電線等銅率が30~35%程度の電線が対象。
プラグ・ACアダプタ・タップ等、電線以外の付着物はダスト扱いとなり、減額となります。
現物確認後、査定をさせて頂き価格を決定させて頂きます
家電線 200円/kg
キャブタイヤケーブル 1kg 400円/kg
LANケーブル 1kg 120円/kg
ターミナル 1kg 600円/kg
ターミナル(端子)と言うと、自動車用バッテリーターミナル思い出す方も多いでしょう。 ターミナル(端子)とは、電子機器の端に設置された素子で、電力や信号を入出力するための接続点としての役目です。
英語ではターミナルと呼びます。 対になっている入出力を合わせて端子対またはポートと呼びます。端子同士を接続するための部品をコネクタと呼びます。
家電線とは、電化製品の電量を供給するために使われる銅および樹脂製品にて構成される銅スクラップの名称です。銅の歩留まりは、25%から35%で構成される細い銅線のことを言います。
電線とは、電気を伝送するための線状の部材である。銅、銅合金、アルミニウムなどの良導体を線状に引き伸ばし、2つの地点間をつなぎ、電気を通電さsるものです。
cab(辻馬車)に使用される強靭なタイヤがキャブタイヤケーブルの語源とされており、キャブタイヤケーブルの用途は、主に移動を必要とする際の電力供給です。
キャブタイヤケーブルには用途によってゴム素材とビニール素材の2タイプがあり、用途によって適した素材が変わります。
動力用のキャブタイヤケーブル:モータや物を動かすなどの大きな力を必要とするケースに適しているキャブタイヤケーブル
制御用のキャブタイヤケーブル:物を操作するなど比較的細かい動きを必要とするケースに適しているキャブタイヤケーブル
弾力性のある強靱な天然ゴムを使用しているため、衝撃・摩耗などに強く、特に耐電圧特性は非常に優れています。【用途】工業、工事現場、農場などで使われる交流600V、または直流750V以下の移動用電気機器の電源、配線などに。アーク溶接機の2次ケーブル(溶接側)。耐候性、耐油性、耐燃性に優れています。
溶接機付属銅線屑(キャブタイヤケーブル)PNCT・CT・RNCT(ゴムキャブタイヤケーブル)とは
溶
溶接機に付属している銅線屑は、キャブタイヤケーブルが有名です。
キャブタイヤケーブルとは、2PNCTや2CT、VCTやVCTFで知られ る、通電状態のまま移動可能なケーブルです。内側の電気が通る導体部分には銅 が使用され、銅線自体の絶縁や心線外側のシースは、ゴムやビニールなどの被膜 で覆われています。
キャプタイヤケーブルについて
キャブタイヤケーブル素材分類
1.ビニル系.
ビニルキャブタイヤケーブルでは「VCT」「VCTF」といった略号で 呼ばれます。
2.ゴム系
ゴムキャブタイヤケーブルでは「PNCT」「CT」「RNCT」といった略号で 呼ばれます。
A. PNCT・CT・RNCTとは
a. PNCT(絶縁体がEPゴム(エチレンプロピレン)でシースがクロロプレンゴム(ネオ プレン)のキャブタイヤケーブル)
PNCT・CT・RNCT(ゴムキャブタイヤケーブル)とは、絶縁体・シースがゴムで出来たキャブタイヤケーブルです。ゴムキャブタイヤケーブルには、天然ゴム系と合成ゴム系があります。
天然ゴム系のキャブタイヤケーブルは耐候性・耐油性に劣るため、現在は合成ゴム系であるPNCTに移行しています。
PNCTと呼ばれるゴムキャブタイヤケーブルには、クラス・種類別毎に、2PNCT・3PNCT・4PNCTがあります。
PNCTの使用例
農業用作業機械・工場用移動ケーブル・仮設工事の電源・クレーン・エレベーター等があります。
PNCTは、鉱山、工業、農業その他で用いられる屋内・屋外の600V以下の移動用電気機器又は配線及びこれに類する用途に使用されるキャブタイヤケーブルです。
PNCTは、上記のCT・RNCTに比べると許容電流量が大きく、外径が10%〜15%、重量が15%〜30%小さいサイズのキャブタイヤケーブルを選ぶことが出来ます。
PNCTの取扱メーカー
日立金属株式会社(旧日立電線株式会社)・古河電工産業電線株式会社・富士電線工業株式会社・株式会社三ツ星・株式会社フジクラ・冨士電線株式会社・泰昌電線株式会社・住友電工産業電線株式会社・中国電線工業株式会社・
PNCT種類
2PNCT・3PNCT・2PNCT−SB・3PNCT−SB・CUR−2P・CT−SB・CUR−3PNCT−SB・KT−2PNCT・補強型KT−2PNCT・KT−3PNCT・PNCTF・PNCTFK・NNFF・2TC−RB・2PNCT−B・F−2PNCT・BR−2PNCT・2PNCT−BT・CUR−2PNCT・3TC−RB・3PNCT−B・2PNCT−T・耐屈曲 F−2PNCT・BR−3PNCT・3PNCT−BT・600V 2TC Light・CUR−3PNCT・BP−2PNCT・2PNCT−TR・BP−3PNCT・3PNCT−TR・2TCLight−SB・2PNCT−BT−SB・2PNCT−TR−SB・2PNCT−HT−SB・CAR−2PNCT・F−2PNCT 補強形・CAR−3PNCT・RE−2PNCT・2TC−RH・2PNCT−H・SW−2PNCT−B・2PNCT−HT・RE−3PNCT・3TC−RH・3PNCT−H・SW−3PNCT−B・3PNCT−HT・BTR−2PNCT・BTR−3PNCT・H−2PNCT・2TC−FH・平型F−2PNCT・H−3PNCT・3TC−FH・F−3PNCT・F−3PNCT−R・SK−2PNCT(平型)・2TC−FB・3TC−FB・TOR−2PNCT・2TC−RT−P・3PNCT−T・耐捻回 F−2PNCT・SPD−2PNCT・2TC−RT−B・SPD(Y)−2PNCT・2TC−RT−T・(T)F−2PNCT・T−2PNCT・FFCT
CT(絶縁体・シース共に天然ゴムのキャブタイヤケーブル)について
CTと呼ばれるゴムキャブタイヤケーブルには、クラス・種別毎に、1CT・2CT・3CT(受注生産品)があります。
CTとは、鉱山、工業、農業その他で用いられる屋内・屋外(1CTは屋内のみ)の600V以下の移動用電気機器又は配線及びこれに類する用途に使用されるキャブタイヤケーブルです。CTは、耐候性、耐油性に劣ります。難燃性はありません。
CTの使用例は、農業用作業機械・工場用移動ケーブル・仮設工事の電源等です。
CTの取扱メーカー 富士電機株式会社、株式会社三ツ星、住友電工産業株式会社
CTの取扱型番 1CT 2CT 3CT
RNCT(絶縁体が天然ゴムで、シースがクロロプレンゴム(ネオプレン)のキャブタイヤケーブル)
RNCTと呼ばれるゴムキャブタイヤケーブルは、2RNCT、3RNCTがあります。
RNCTは、鉱山、工業、農業その他で用いられる屋内・屋外の600V以下の
移動用電気機器又は配線及びこれに類する用途に使用されるキャブタイヤケーブルです。
RNCTは耐候性、耐摩耗性は良好です。 ただし、現在はPNCTに移行しています。
RNCTの使用例は、農業用作業機械・工場用移動ケーブル・仮設工事の電源等です。
RNCTの取扱メーカー
富士電機株式会社、株式会社三ツ星、住友電工産業株式会社
RNCTの取扱い型番 2RNCT 3RNCT
ゴム系エコキャブタイヤケーブルについて
地球環境に配慮するために、シース及び絶縁体の素材を環境対応型のゴム系素材に改良したゴム系エコキャブタイヤケーブルが開発されています。
在来品に対応し、ゴム系のエコキャプタイヤケーブルと、ビニル系に変えて樹脂系のエコキャブタイヤケーブルがあります
キャブタイヤケーブル用途
1.動力用のキャブタイヤケーブル、
2.制御用のキャブタイヤケーブルに分類されます。
VA線(2心)
VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)とは
VCTは絶縁体・シース共にビニル(ビニール)で出来たキャブタイヤケーブルす。ビニル絶縁ビニルシースキャブタイヤケーブルのことをさします。
キャブタイヤケーブルとは大きくゴム系とビニル系に分けられ、VCTケーブルは絶縁体や外皮(シース)にビニル系の素材を使ったものです。
単にキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
VCTは柔軟性・耐水性・難燃性を有し、移動用に最適です。VCTーFとは電圧が異なります。VCTのシースの色(ケーブルの色)は灰色が一般的です。また、VCTは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるため、600Vビニルキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
移動電線であり、小型発電機や溶接機といった工場や工事現場で使われる機器、エレベーターのように移動かつ大きな動力を必要とする機器などに使われます。
またFA(工場の自動化)の、自動化用機器の配線等にも使用されています。
キャブタイヤケーブルとは大きくゴム系とビニル系に分けられ、VCTケーブルは絶縁体や外皮(シース)にビニル系の素材を使ったものです。
またVCTケーブルは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるものです。
VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)の用途とは
VCTは交流600V以下、直流750V以下の移動用電気機器の電源回路の配線及び制御回路用の配線として広く使用されます。主に、FA関係(ファクタリーオート メーション)工場の、自動化用機器の配線等に使用されています。その中でも、VCTはVCTーFと比べて被覆が厚い特徴があります。
VCT(ビニルキャブタイヤケーブル)には、一般的に用いられる汎用品に加え、さらに柔軟なタイプのVCTがあります。そのため、幅広い状況に応じてVCTを使用することが可能です。
他にもVCTには、耐捻回性・耐震性・耐ノイズ性・耐熱性に優れたグレードのケーブルもあります。
VCTとVCTーFの違い
VCTは交流600V以下、直流750V以下の電圧で使用されるビニルキャプタイヤケーブルです。それに対してVCTーFは交流300V以下の電圧で使用されるビニルキャプタイヤケーブルです。VCTーFは絶縁体・シースともにポリエチレンでできており、耐燃性があります。VCTとVCTーFで使用する用途・環境によって最適なケーブルが異なります。
エコ対応のVCTについて
VCTの中には、ハロゲンや鉛を含まない無害な被覆材料を使用し、焼却や埋め立て処分をしても有害物質を発生しないエコ対応のVCTがあります。火災や廃却時に焼却しても有毒ガスやダイオキシンが発生しないように環境に配慮されたものです。
VCTケーブルにも、鉛やハロゲンを含まない被覆材料を使用し、有害物質を発生させないエコ対応のものがあります。
導体以外の被覆材料を同一系統にしているため、リサイクル性が高いことが特徴です。可とう性が優れた被覆材料を使用しているので、加工が容易にできます。また、従来のVCT−Fと比べて低発煙で、同等の難燃性を有しています。
柔軟タイプのVCT
VCTには、柔軟性に優れた柔らかい、柔軟タイプがあります。一般のVCTよりもさらに耐油性・難燃性・柔軟性に優れています。
柔軟タイプのVCTのシース色は黒色です。
柔軟タイプのVCTの使用は屋内・移動用向けに設定されており、汎用機器への配線・電動工具の配線・水中ポンプの配線・各種小型電気機器への配線・工作機械への配線に使用されます。
VCTには、一般用途のVCTの他に、柔軟性に優れたソフトタイプ、各環境に耐性のあるVCTがあります。
1.一般用途のVCT
各種機器、工具、産業機械など、屋内移動用として使用できます。
VCT種類
VCT・VCT-F
2.耐性のあるVCT
耐屈曲、耐油、耐熱、アース線入りなどがあります。
VCT種類
KTO−VCT・BO−VCT・BO−VCT−ESK−CT・GT−VCT・GT−VCT−S
3.ソフトタイプのVCT
柔軟性があり、電動工具の配線、移動用電気機器の電源回路の配 線や、制御回路用の配線用として使用できます。
VCT種類
ソフトVCTF・VCT 222・VCT 360・VCT 360 SB・VCTF 22・ VCTF 36・VCTF 36 SB・サンライト6DX・サンライト3DX・サンライト6SX・サンライト3SX・スターソフトS-VCT・スターソフトS-VCTF・ ダンソフトVCT・ダンソフトVCTF・ラバロン・ラバロンプラス・フレックス1VCT・フレックス300VCTF・TFハイソフトVCT・TFハイソフトVCTF・ハイパーソフト#600・ハイパーソフト#600 SB・ハイパーソフト#300・ハイパーソフト#300 SB・
VCTの規格
ケーブルは安全のため、技術的要件や敷設場所など細かく規制がなされています。
VCTケーブルは、JIS C3312に「600Vビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル」として規格が定められています。
JIS C3312に規定されている項目は材料や構造、加工方法、線心の種別や多心ケーブルのより合わせの方法、絶縁体や外皮(シース)などです。
VCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)とは
VCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)の素材
VCTーF(ビニルキャブタイヤケーブル)とは、絶縁体・シース共にビニル(ビニール)で出来たキャプタイヤケーブルです。柔軟性・耐水性・耐熱性を有しています。
VCTFは、ビニルキャブタイヤ丸形コードであり、屋内で使用する300V以下の電路に適用できる電力用コードである。 柔軟性が非常に高いため、小型電気機器の移動電線として利用されている。 耐水性や耐熱性が高く、過酷な環境にあっても高い耐久性を保つ。
また、VCTーFはVCTとの電圧の違いから、300Vビニルキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
キャブタイヤケーブルの使用制限は、電球線、移動電線として、多様な場所に適合するが、爆発性粉塵の多い場所、火薬類を取り扱う場所、可燃性ガスが存在する場所など、危険性の高い場所では使用できない。
VCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)の用途
主に、FA関係(ファクタリーオートメーション)工場の、自動化用機器の配線等に使用されています。一般的に用いられる汎用品と、さらに柔軟なタイプのVCTーFがあります。
VCTーFは、VCTと比べて被覆が薄くなります。
他にもVCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)には、耐捻回性・耐震性・耐ノイズ性・耐熱性に優れたグレードのケーブル(ロボットケーブル・FAケーブル)もあります。
エコ対応のビニルキャブタイヤケーブルについて
地球環境に配慮するために、VCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)よりシース及び絶縁体の素材を環境対応型に改良したエコキャブタイヤケーブルも開発されています。ビニル系の素材に変えて、樹脂系の素材で作られており、EM−ECTFと呼ばれています。
VCTーFとVCTの違い
VCTーFは、交流300V以下の電圧で使用されるビニルキャブタイヤコードです。VCTーFとVCTの違いは電圧の違いであり、素材の違いはほとんどありません。
VCTーFはVCTと比べて被覆が薄く、屋内での作業に使用されることが多いです。
VCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)について
VCTーFは絶縁体・シース共にビニル(ビニール)で出来たキャブタイヤケーブルです。柔軟性・耐水性・耐熱性・加工性を有しています。VCTーFのシースの色(ケーブルの色)は灰色が一般的です。
VCTーFの使用例
VCTーFはFA関係(ファクタリーオートメーション)工場の、自動化用機器の配線等に使用されます。また、交流300V以下の屋内使用小型電気機器、制御盤内の配線及び電源コードとして使用されます。
そのため、300Vキャブタイヤケーブルと呼ばれることもあります。
VCTーFの取扱メーカー
オーナンバ(ONB)株式会社・富士電線工業株式会社・住電日立ケーブル(HST)株式会社・太陽ケーブルテック株式会社
カワイ電線株式会社・株式会社三ツ星・株式会社テイコク・中国電線工業株式会 社等
VCTーFの取扱い型番
VCTF、VCT−Fそれぞれの標準品は各メーカー同一です。
特殊な用途に使われるVCTFには、それぞれ各社独自の記号で製作されています。
O−VCTF−E(耐油性強化アース線入り)
KTO−VCTF(耐油性・耐屈曲性強化)
BO−VCTF(耐油性・編組導体を使用した耐屈曲性強化)
柔軟タイプのVCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)とは
柔軟タイプのVCTF(ビニルキャブタイヤコード)は、柔軟性に優れた柔らかいビニルキャブタイヤケーブルです。
一般のVCTFよりも耐油性・耐難燃性・耐柔軟性に優れています。
柔軟タイプのVCTF(ビニルキャプタイヤコード)のシース色は黒色です。
柔軟タイプVCTーFの使用例
柔軟タイプのVCTーF(VCTF、ビニルキャブタイヤコード)の使用は屋内使用向けに設定されており、汎用機器への配線・電動工具の配線・水中ポンプの配線・各種小型電気機器への配線・工作機械への配線に使用されます。
柔軟タイプVCTーFの取扱メーカー
クラモ電工株式会社・株式会社三ツ星・カワイ電線株式会社・富士電線工業株式会社・住電日立ケーブル(HST)株式会社
株式会社テイコク・中国電線工業株式会社等
VCTーFの種類
VVCTF−22VCTF−SBVCTF36SB3SX3DX S−VCTFダンソフトVCTFソフトVCTFプラス
フレックス300VCTFハイソフトVCTFTFVCTF
エコキャブタイヤケーブル(EMキャブタイヤケーブル)とは
移動用に利用されるキャブタイヤケーブルに関しても、電気用品安全法の改正によって、エコキャブタイヤケーブル(EMキャブタイヤケーブル)を製造・販売できる体制が整えられました。これに対応し、各メーカーもエコキャブタイヤケーブルの開発を進め、JCS型式を取得しています。
エコキャブタイヤケーブル(EMキャブタイヤケーブル)の特徴
エコキャブタイヤケーブルは、従来のキャブタイヤケーブルと比べて寸法・電気特性に変更はありません。また、従来のキャブタイヤケーブルと同等レベルの諸特性を有していますので、遜色なくご使用いただけます。
また、環境に配慮したエコキャブタイヤケーブルの需要の高まりと共に、ケーブルの種類も増加傾向にあります。メーカーによっては、EUでのRoHS指令にも対応したエコキャブタイヤケーブルもあります。
エコキャブタイヤケーブル(EMキャブタイヤケーブル)の種類
エコキャブタイヤケーブルの種類は素材によって2種類あり、ゴム系のエコキャブタイヤケーブルと、従来品のビニル系に変えて樹脂系のエコキャブタイヤケーブルがあります。
2PPCT/F・EM−2PPCT・EM−3PPCT・EM−2PACT
サンライトECO120・EM-ECTF(JCS4501適合)
ゴム系のエコキャブタイヤケーブル
ゴム系のエコキャブタイヤケーブルとしては2PNCT・3PNCTに対応したケーブルが開発されています。
樹脂系のエコキャブタイヤケーブル
樹脂系のエコキャブタイヤケーブルとしてはVCT・VCT-Fに対応したケーブルが開発されています。
同軸ケーブル
同軸ケーブル
同軸ケーブルとは、電気通信に使われる被覆電線の一種。略称はcoax。 断面は同心円を何層にも重ねたような構造になっており、内部導体を覆う外部導体が電磁シールドの役割を果たすため、外部から到来する電磁波の影響を受けにくい。
同軸ケーブルは、電気通信に使われる被覆電線の一種です。
高周波(RF)製品に使用されます。略称はcoax。
特徴・特長として、不平衡接続であること、外部への電磁波の漏れが少ないこと、ある程度の柔軟性があること、などがあります。断面は同心円を何層にも重ねたような構造になっており、内部導体を覆う外部導体が電磁シールドの役割を果たしています。
なお、特性インピーダンスが特に指定されないようなものは「シールド線」として「同軸ケーブル」とは区別することもあります。
同軸ケーブルと組み合わせて使用されるコネクタには、使用する周波数帯やインピーダンス特性により複数のタイプがあります
雑電線から、ゴム、樹脂などの被服(皮)をきれいに取り除きいてゴミ、埃などを取り除いた銅線です。銅線の表面にメッキなどの加工、緑青など劣化がないものです。ピカ線と呼ばれることが多く、特1号銅線、ピカ銅とも呼ばれることもあります。スクラップ業界では、「特一号」「特一」「一号銅線」「一号」「ピカ銅」「ピカ」「ヒカリ線」等の色々な呼び方があります。
銅軸ケーブル
銅軸ケーブルはよくテレビのアンテナの配線に使われています。
真ん中に細い銅線が走っており、周りには網状に加工された銅線が巻かれています。
同軸ケーブルとは? 主に電気通信用に使われる電線の一種です。 正確には、「発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル」と言います。 70MHzから2,000MHzの高周波信号の伝送が効率的なため、テレビとチューナの接続やネットケーブルとしてはもちろん、監視カメラなど幅広い使い道があります。
同軸ケーブルは、電気を通して映像などの情報を伝達する通信ケーブルです。正式名称は「発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル」で、英語では「COAXIAL CABLE」(コアキシャルケーブル)と呼ばれます。
同軸ケーブル構造は、断面は円形状となっており、一般的には、中心から以下の4層で構成されている。
内部導体:中心部に位置する銅線。電気信号を伝送する銅線。
絶縁体:内部導体の周りを囲む絶縁層。
外部導体:絶縁体の外側を囲む編組、網線。伝送時にグランド・アースの役割を担い、外部への信号漏洩や外部からの電波の侵入を防ぐシールド効果がある。
外部被覆:ビニル/保護被覆ともいわれるジャケット。
高周波の多重伝送に適した被覆電線(絶縁体やビニルなどで覆われた電線)の一種で、VHF(超短波・従来のアナログ放送に対応)やUHF(極超短波・地上デジタルに対応)、BSなどの信号周波数である、70MHzから2,000MHzの高周波信号の伝送が効率的です。
2011年に国内はデジタル放送に移行されましたが、現在主流のUHF対応ケーブルはVHFにも対応しています。
同軸ケーブルの用途は、特性インピーダンスのΩ(オーム)が「75Ω」か「50Ω」かで、分けられます。広く出回っているのは特性インピーダンス75Ωのタイプで、テレビやカメラなどで使用。特性インピーダンス50Ωは防災無線などで使われます。
使用例は、テレビとチューナー装置の接続、ネットワークケーブル用、監視カメラ用などがあります。地デジ放送とCSの2種類を一度に対応させたい場合は、混合器を利用し、分波などもてきるようになっています。
代表的な同軸ケーブルには、衛星放送受信対応の「S-5C-FB」があります。
銅軸ケーブルの種類は、3C-2V・5C-2V・S-5C-FB・S-7C-FB・EM-S-5C-FB・EM-S-7C-FBなどがあります。
同軸ケーブルの断面は多重構造になっています。テレビ受信用で見ると、中心から電気を通す芯線「銅心線」、芯線を包む絶縁体「発泡ポリエチレン」、「アルミ箔テープ」「銅編組(網状の導体)」、「ビニルシース(保護外被)」という順に覆われています。
外側のビニルシースは、防水の役目を担い、その内側のアルミ箔テープと銅編組でシールドを構成します。多重構造によって、外部からの電磁波の影響を受けにくくなります。その結果、電波の減衰や雑音(ノイズ)による悪影響を低く抑え、高い品質が確保できるようになっています。
銅分はとても少ないのですが、『銅線屑、銅軸ケーブル』として回収買取りを行っています。
銅の価格が安いと価格が出ないので、回収が難しい場合があります。
持ち込みしていただくことをお勧めします。
電線とは、電気を輸送するための線状の部材です。銅、銅合金などの導体を線状に引き伸ばし、2つの地点間をつなぎ、電気を伝導するためのものです。線状の芯(導体)に電気を伝えやすい性質を持つ銅、銅合金が使用されています。
電線は、私たちの日常生活や産業・経済に欠くことのできない社会インフラを支える資材であり、社会生活の動力となる電気や、コミュニケーションに欠かせない情報を伝達する重要な役割を果たしています。
電線という言葉は、従来、電力や電気信号を伝える金属線の総称とされてきましたが、今では金属線のほかに、光ファイバのようにガラスを用いて光信号を送るものも含まれるようになりました。
山下商店㈱では電線の中の銅を取り出してリサイクルするために、電線を買取しています。電線の価格は、中の銅線の銅率(歩留り)や太さ等によって価格が変わります。不明な点はお気軽にお問い合わせください。
電線の種類として、CVT、CVQ、IV、SV、CV、VA線(VVF、Fケーブル)ACケーブル、電源コード、自動車ハーネス等があります。銅線の1本線・3本線は、電線の規格・太さ・含まれる銅の割合(銅率)によって買い取り価格が事なります。キャブタイヤケーブル、KIVやLANケーブル等の弱電ケーブル、家電ハーネス、ワイヤーハーネス等、導体が銅でできているものは原則すべて取り扱いたします。
その他、銅線くずなどお問い合わせください。
下記銅線クラップ買取致します。
600Vビニル絶縁電線(IV、HIV)、ビニル絶縁ビニルシースケーブル(VV)及び高圧・低圧架橋ポリエチレンケーブル(CV)、制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(CVV)、制御用ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CEV)、制御用架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CCV)、高難燃ノンハロゲン耐火ケーブル、電車線(トロリ線)、き電線(フィーダ)、車両内部の配線には車両用電線、また、色灯式信号機には、信号用ケーブルなどが用いられ、通信用の各種電線・ケーブル等。EM電線・ケーブル、LANケーブル、、CCPケーブル、PECケーブル、同軸ケーブル。
巻線(コイル)、フラットケーブル(テープ電線)、自動車用ワイヤハーネス。
銅合金の種類と用途
銅は、融合性にも優れているため、さまざまな金属と融合して合金をつくることができます。
銅合金には、大きく分けて「黄銅」「白銅」「高銅合金」の3種類があります。
ここからは、銅合金の種類ごとの特性や用途について詳しく知っていきましょう。
黄銅とは、銅と亜鉛の合金です。
適度な硬さとほどよい伸ばしやすさを合わせ持ち、削り出し加工にも対応します。
流動性が高く、融点が比較的低いことから、鋳造加工で使われることも多いです。
黄銅の用途は、我々の生活でもっとも身近な黄銅は、五円硬貨ではないでしょうか。
そのほか、代表的な用途として、仏具や金管楽器が挙げられます。
ぶつかっても火花が出ないため、火気厳禁の場所で使用する工具や、弾薬の薬莢にも使われています。
そのほか、紙幣の印刷機や理化学機器といった精密機械、水洗トイレの給水管、鉄道模型の素材など、黄銅は、幅広い場所で活用されているのです。
白銅
白銅とは、銅とニッケルの合金です。
ニッケルが多く含まれた白銅は、銀のような輝きを放ちます。
白銅は、海水に対しての耐食性が高いのが特長です。
白銅の用途は、銀の代用品として、五十円玉や百円玉などの硬貨や、ナイフなどのカトラリー、フルートをはじめとする管楽器の材料となります。
また、海水への耐食性を活かし、復水器や熱交換器にも使われています。銅は一般的に加工した時の硬化が強く、この白銅は比較的硬化しにくい為、圧延や深絞りなどの塑性加工性も良好で、キュプロニッケルとも言います。引張強さや硬さは、ニッケルの含有量が多いほど大きくなっていきますが、60%をピークに以降は徐々に低下していきます。
洋白(洋銀)
白銅は銅とニッケルの銅合金ですが、これにZn(亜鉛)を加えたものが洋白です。銀白色であり、一見すると銅とはわかりづらく、装飾品としても使用されてきた素材です。また見た目の色だけでなく、対疲労強度やばね特性も優秀で、ばねとしても使用されています。
高銅合金とは、銅合金のうち、銅の比率が高いものを、高銅合金と呼びます。
銅の特性である熱伝導性や通電性を失うことなく、強度を高めているのが特長です。
高銅合金は、合わせる金属によって種類が別れており、ベリリウム銅、チタン銅、ジルコニウム銅、鉄入り銅、コルソン合金、錫入り銅などがあります。
ベリリウム銅
銅は軟らかくて加工しやすく、電気を良く通す・熱を良く伝える・耐食性がよいなどの特徴があり、昔から貨幣・電線・建築材料と幅広い分野で使われてきた金属です。銅に0.5%~3.0%のベリリウムを加えた合金であり、さらに別の金属(ニッケル、コバルト)を加えられることもあります。ベリリウム銅は高い強度を持ち、また非磁性であり、火花が出ない特性を持っています。さらに、金属加工に向いた特性を持っていますが、ベリリウムを含む材料には毒性があり、加工中に吸引すると危険性があります。銅の良い性質を生かしながら、特殊鋼に匹敵する高い強度と優れたバネ性を兼ね備えており、数ある銅合金の中で最も優れた材料といえます。
現代では、自動車や携帯電話、パソコン、通信機器などの導電バネ材料として広く使われており、高い信頼性や小型化に貢献しています。ベリリウム銅は、強度、導電性、加工性、疲労特性、耐熱性、耐食性を兼ね備えた銅合金です。 ばねやばね線材、ロードセル、コネクター、スイッチ、リレーなどの幅広い用途に使用されています。 用途に適した合金・質別のバリエーションを取り揃えており、条・板・棒・線での供給が可能です。 応力や歪みが繰り返しかかっても形状を維持する必要のある部品に使われる非鉄合金である。 また、電気伝導度が高いため、電気のコネクタや電池の接触部にも使われている。
チタン銅、
チタン銅はチタンを主な添加元素とする銅合金です。強度、耐応力緩和特性、曲げ加工性に優れた特性を示します。従来からの高機能銅合金であるベリリウム銅合金を超える特性を有しています。チタン銅はベリリウム銅代替材として、幅広く適用できます。高温環境下で使用されるコネクタ・電気部品の接続信頼性向上に貢献します。チタン銅は銅合金で最高レベルの耐応力緩和性を有し、高温下でも、接触力を保持出来ます。
高強度、高加工性を生かして、スマートフォンやパソコンなどの電子機器のコネクタ、カメラモジュール等の用途で使用されています。近年は耐応力緩和特性を生かし、自動車用のコネクタでの使用も拡大しています。チタン銅の種類は、C1990、C1990HP、C1990HC、NKT322などがある。
ジルコニウム銅、
NKE010(CDA No. C15100)は銅に微量のジルコニウムを添加することで、マトリックス中に銅-ジルコニウムの微細な金属間化合物を形成させて強化した析出硬化型合金です。強度、導電性、熱伝導性、応力緩和特性に優れることから、電気自動車/ハイブリッド自動車を含む車載用コネクタ、リードフレーム、バスバー、大電流が流れる端子、ヒートスプレッダーなど、広範囲にわたる各種電子機器用銅合金として最適です。高導電率・高熱伝導性 純銅に近い導電率(SH:93%IACS)と熱伝導性。純銅に対し高強度、高耐熱性、良好な応力緩和特性
(質別SH:応力緩和率 20%未満 @150℃、1000hr)
鉄入り銅、C1940(鉄入り銅)は鉄入りの高銅合金のうち、鉄の含有量が2.1~2.6%と多くなっているタイプで、亜鉛や鉛の成分についても規定されています。不純物についてはどれも0.2%以下との規定があります。
コルソン合金、
コルソン合金はNi、Siを主な副成分とする特殊銅合金の1種であります。 強度、電気伝導度が高く、曲げ加工性に優れるためパソコンや携帯電話等の電子機器の主にコネクタ端子やリードフレーム等に使用されております。 近年の情報化社会には無くてはならない金属材料です。C7025合金は、米国のオーリン社により開発されたCu-Ni-Si系のコルソン合金にMgを添加した時効処理型合金です。現在世界標準のリードフレーム、コネクタ用コルソン合金としてご使用されています。
錫入り銅
C1441(錫入り銅)には板材としての規格があり、導電性、熱伝導性、耐熱性、展延性に優れた高銅合金です。 半導体用リードフレーム、配線機器、トロリバス線、その他電気電子部品や湯沸器などに使われます。銅にスズを0.05~0.20%、リンを0.04%以下を添加した高銅合金。
黄銅は亜鉛を多く含有するため、塩類や流水環境ではこの亜鉛が腐食する脱亜鉛腐食と言う現象が問題となるケースがあります。特に加工率の高いものなど、応力腐食割れを起こしやすいという問題もあります。これらを解決するために、すず(Sn)を添加した材料がこのC4250です。耐応力、耐腐食割れ、耐摩耗、ばね性に優れた黄銅で、スイッチやリレー、コネクタ、各種ばね部品、リードフレーム、ラジェーターフィンに使われています。
ピカ線(1号銅線)
ピカ線とは、電線の被覆を剥いて取り出した銅線で、断面直径が1.3mm以上のもので、錆び、塗装、錫(スズ)メッキ、エナメル、表面劣化等がないものが該当します。 ピカ線、ピカ銅、特1号銅とも言います。劣化し光沢がなくなったものは焼一号銅線(くすみ線)、 鍍金(メッキ)されているものは並銅(並故銅)や二号銅線となります。
錫引線
太さがあり、ピカ線に錫鍍金されたものを錫引線といいます。銅細線に錫鍍金されたものは錫引線(細)となります。鍍金は銅スクラップとしてみると、不純物となりますので、スクラップとしての評価は下がります。
2号銅線(銅細線)
a) 径又は厚さが0.35mm以上1.35mm未満の銅線、及び素線の径が0.35mm以上1.3mm未満の銅より線の純良なもの
b) 径又は厚さが0.35mm以上の銅線の被覆などを除去した純良なもの
c)径又は厚さが0.35mm以上の銅線の半田、鍍金などを除去した純良なもの
銅線の断面直径が1.3mm以上の銅線でも、表面に緑青・酸化・焼けのあるもの。
1号銅線より細い銅線を束ねものがほとんどで、銅の純度が高く高値で取引されていますが、ピカ線同様、変色や腐食しているものは評価が下がります。
銅の汚れや塗装がないもので青錆やメッキ、エナメル、溶接部分、少量の真鍮の付き物等あるものが買取対象となります。(※基本的に真鍮は除去してください) 油や砂付き等は別買取になります。酸化して黒ずんでいるピカ線、緑青が付着しているピカ線は、「2 号銅」扱いになります。
込銅とは、
込銅とは、「銅板」「銅パイプ」「クーラーパイプ」「樋(とい、とゆ)」「細い銅線」「銅食器」「その他銅製品」などが並銅と下銅を仕分けずに一つの山として取り扱う非鉄金属業者の造語です。 薄い銅板も混銅になります。例で言うと、屋根板(屋根材)の銅板のように、防水材の塗布や釘等の付物があります。そもそも「込」という漢字は「ダスト(付物)を込んでいる」という意味です。 並銅(並故銅)に少しのダスト(付物)が付いていたり、青錆びが出ている状態の銅なども込銅として扱われます。ダスト(付物)の多いものは、「下銅」になります。
銅パイプに真鍮や半田溶接がるもの。薄い銅板も込銅になります。 銅が錆びて、緑青がついているもの。 緑青(ろくしょう)とは、銅が酸化することで生成される青緑色の錆です。 薄い銅板も混銅になります。
単結晶の銅は柔らかく、熱伝導度および伸延性が高い金属であり、これは第11族元素である銀や金と共通した性質であります。銅は室温において純粋な金属の中で二番目に高い熱伝導性と熱伝導率を有しております。ちなみ1番は、金です。
上銅(上線・上故銅)
1.1本の断面直径が1.3mm以上の銅線で、被覆線を剥かず、焼いて得たもの。 2.銅の端子が付いている場合は、並銅(並線・並故銅)とする。 1.ダスト(付物)の無い純銅とする。 2.表面劣化が見られるものは並銅(並線・並故銅)とする。 打ち抜きの屑や銅板・銅棒・銅管などで表面の劣化もないものが上銅(上故銅)になり、他にも工場などから出る打抜材で新切上銅や電子系用途の場合は無酸素銅、タフピッチ銅等があります。
上故銅は、上故銅(じょうこどう)と読みます。 付いていない物の事です。 銅色をしている事が条件。 メッキ・溶接・ビニールは査定が下がります。
上銅 とは何か?打ち抜き屑や銅板・銅棒・銅管などで表面の劣化もないものが上銅(上故銅)になります。 スクラップの銅は、古くから「故銅」と書かれますが「故」は縁起がよくないとして「古銅」とすることがあります。 従って、上銅は「上古銅」と書かれる場合があります。 特に、工場等から出る打抜材は新切上銅と呼ばれ、電子系用途の場合は無酸素銅、タフピッチ銅等があります。 表面劣化等で質が落ちると並銅(並故銅)や下銅(二号銅)になります。
銅板 プレス打抜き屑
代表的なものがタフピッチ銅や、無酸素銅などで板、条、棒などに加工されます。その製造過程において大量に発生するのがプレス屑で、いずれも銅純度99.5%以上あり、他の金属の混じっていないものをいいます。
銅ブスバー
銅ブスバーは、高圧電気設備などで電極として使用されるもので、分電盤、配電盤、制御盤の入替工事などで発生する事が多い品物になります。錆や、塗装、くすみ、鍍金等されているものは、不純物を含むものとして評価が下がります。
銅パイプ
パイプは、空調用や水道用の銅パイプで、基本的に未使用のもの。銅の純度が高く高値で取引されますが、変色、腐食したものは評価が下がります。「銅パイプは未使用品は上銅?」という問い合わせが多くありますが、銅パイプの未使用は並上銅で使用済み銅パイプは込銅・下銅
銅ナゲット(赤ナゲット)
ナゲットとは、被覆銅線を粉砕機にかけ、米粒大に粉砕し、高純度の銅屑を分別回収したものです。
銅ダライ粉(銅切粉)
銅製品の削り粉のことです。銅以外の銅合金、黄銅、青銅、鉄、ステンレス、アルミ等の異物の混入されていないものであり、油、水分の少ないのが条件です
銅板(ニッケル鍍金品)
銅の板に鍍金されているものですが、鍍金の種類も多様で、銀、錫、ニッケル、クロム、鉛、半田などがありますが、電子部品には、金鍍金されたものもあります。ニッケルは、耐食性に優れ、硬さ、柔軟性にも優れており、色調もよく、変色しにくいため装飾や防食に利用されています。
銅板(錫鍍金品)
銅は、そのままでは空気酸化されるため表面が黒っぽく変色したり、酸化により酸化銅を生成するために、その表面抵抗が増加するなどの欠点を持っています。錫は融点(232℃)が低く母材金属を加熱によって変質させることなく、製法が無公害で、環境にやさしい鍍金方法であり、耐食性にも優れています。主な用途は、コネクタや端子などがあります
故銅(下銅)
使い古した銅スクラップや、銅屑を故銅と言います。基本的には、鉄や、ステン、アルミ、プラスチックなどの不純物を取り除き銅のみとなったものになります。劣化の激しい銅屑や、緑青のついた銅屑も故銅となります
込真鍮
鋳物真鍮、バルブ、水道用品などのメッキ付き真鍮の混ざりもの。
真鍮製の仏具、仏壇用品、置物なども込真鍮です。
込真鍮とは、建材などに使用される蛇口やドアノブ、電子部品などの設置面などに使用されており、
真鍮スクラップにおける多くが該当します。水道の蛇口やバルブに多くみられ、鉄、アルミニウム、亜鉛、プラスチックなどがダストとして存在します。
装飾や青緑防止のために亜鉛のメッキがされている場合もあり、
これも込真鍮となります。
おおまかに不純物を極力取り除いた様々な真鍮であるため、”込”真鍮と呼ばれています。真鍮は真中と漢字を省略している場合もありますが、これも同様の真鍮であり、込真鍮です。
真鍮ワイヤーカット線
ワイヤーカット線は、電極となるワイヤー線に電流を流して鉄やステンレスなどの伝導性のある素材を図面に合わせて平面若しくは傾きを付けて精密に切る事が出来る加工ですが、ワイヤー線は電気を流しながら金属を切断する為の消耗品となり、使用済みの物がスクラップとして持ち込まれます。最近は、ワイヤーを粉状にカットして出てくることもあります。
真鍮切粉(真鍮削粉 真鍮ダライ粉)
真鍮粉と呼ぶ時もあります。削粉はダライ粉、切粉、研磨粉、切削屑、研磨屑、パーマとも呼ばれ、加工したときに発生する粉状のスクラップです。加工工程において、油分や、鉄が混じらないようにして下さい。特にステンレスやアルミニウムの混入にはご注意ください。
鍍金黄銅(鍍金真鍮)
その名の通り黄銅(真鍮)に鍍金処理されたものです。鍍金の種類は様々で、ニッケル、亜鉛クローム、錫、半田、鉛、金、銀などと多種多様です。
黄銅鋳物コロ(真鍮鋳物コロ)
真鍮鋳物コロともいわれる黄銅製の鋳物製品で、おもに各種バルブ類、設備系の継ぎ手に使用されています。鉄や砲金、プラスチック、ゴム等の不純物のついている物は、解体作業が必要となりますので評価は低くなります。
ネーバル黄銅
銅59%~64%、錫0.5%~1.5%、残りが亜鉛からなる合金です。強度と耐海水性に優れており、船舶部品や、シャフトなどに使用されております。
高力黄銅
六四黄銅にマンガンやアルミニウム、鉄を添加した黄銅で、強度に優れており、また耐食性にも優れており、船舶用のシャフトやポンプ軸に使われております。
真鍮コロ
快削黄銅棒や板、条、鍛造用黄銅棒などの純粋な黄銅(真鍮)で全く不純物のないものをいいます。
コーペル
通常切断または打抜いた屑で、銅含有量60%、亜鉛40%位の合金です。特徴としては、まさに黄銅色をしています。(あざやかな黄色)
65/35黄銅(セパ)
銅と亜鉛の合金で、銅の比率が、62~67%で残りが亜鉛になります。展延性、絞り加工性、鍍金性に優れ浅絞り用にも使われます。配線器具や、機械部品、スナップボタンにも使われます。
七三黄銅(セパ)(イエローブラス)
銅と亜鉛の合金で、銅の比率が64%~71.5%で残りが亜鉛になります。加工性、転造性に優れ、端子コネクターや配線器具、スナップボタン、カメラなど、複雑な形状を持つ加工品に使われております
丹銅(レッドブラス)(ゴールドブラス)
丹銅は、特に見栄えがする銅で、黄銅の一種のため、銅と亜鉛の合金です。亜鉛量は4%~22%で、色合いは銅赤色から薄いオレンジ色です。
アームス(アルミ青銅 アルミニウム青銅)
強度、耐食性、耐摩耗性に優れ、車両機械、スクリューなどの船舶用部品などに使われております。光沢のある黄金色をしていますが、青銅とは、本来錫を含む銅合金の意味であるが、アームス(アルミ青銅)には錫は含まれておりません。成分は、銅77%~88%、アルミニウム8.0%~11.5%、鉄2.5%~6.0%、ニッケル1.0%~6.0%、マンガン0.1%~1.5%となっております。
銅80~90%に、アルミニウム、鉄、ニッケル、マンガンを加えたもので、光沢のある黄金色をしている。引張り強さ、硬さが普通の青銅より大きく、軽量で腐食に強い。
外見は真鍮(黄銅)にも似ているが、真鍮はハンダ付けをしやすいのに対し、アルミニウム青銅はハンダ付けができないという大きな違いがある
腐食や摩耗に強いため、化学工業用部品、船舶部品、機械部品などの用途で使用される。船のスクリューにされたり、色が似ていることから金の代用品として装飾品などに用いられる。4ストローク機関のバルブガイドにもよく用いられている。
「青銅」の本来の意味は錫と銅の合金であり、錫を含まないこの合金を「青銅」(Bronze)と呼ぶのは厳密には誤りであるが、これは銅と錫の合金というより銅合金全般の意味合いから「青銅」を用いたものであり、同様に「青銅」の語を名称に付けた合金にはマンガン青銅などがある。
結晶微細化合金の元祖である特殊アルミ青銅(アームズ・ブロンズ)は、当社創業者萩野茂がかつて三菱製鋼に在職中、理学博士朝戸順氏とともに研究、試作、その工業化を完成させたものです。
砲金とは、銅合金の一種で、銅Cu と錫Sn の合金。 一般に銅90%、錫10%程度の組成である。粘り強さに優れた性質で靱性に富む性質があることから大砲の砲身の材料であった。鋳造が容易で、耐磨耗性や耐腐食性にも優れる。 大砲に用いられた出自からガンメタルと呼ばれ、昔は大砲の砲身に使われていた金属のようです。そこから名前の由来があったようです。ここから、日本語として砲金という言葉が使われるようになったと言われています。砲金のスクラップとしては、水道メーターや、バルブ(弁)がありますが、砲金以外の異物が付いていると込砲金となります。一般的には、銅85%、錫5%、亜鉛5%、鉛5%のものが代表的な合金です。ちなみに、10円硬貨は銅95%、亜鉛4%、錫1%の砲金です。
(リン青銅(燐青銅)
溶解鋳造時に微量のリンを添加することにより、脱酸を行い、同時に溶湯の流れがよくなる事で鋳造性を向上しています。優れた強度とバネ特性を持ち、電気器具用の材料として使われております。一般的には錫4%~10%、リン0.35%以下残りが銅です。 リン青銅は、加工性が高く耐食性に優れた青銅をより優れた合金にしたものといえるでしょう。
鉛青銅
鉛は銅にほとんど固溶せず低い融点を保つため、銅合金に鉛が加わると偏析、逆偏析が起こりやすくなるが、反面鋳造性、切削性はよくなり、軸受材料として優れています。成分は銅77%~81%、錫9%~11%鉛9%~11%ニッケル1%以下となっております。
砲金削粉(砲金粉 砲金ダライ粉)
砲金から出るダライ粉の事です。砲金粉の中にアームス粉(アルミ青銅粉)は絶対に混ぜないでください。アルミの含まれた砲金粉を砲金溶解炉に入れると、酸化アルミニウムとなって炉内の内壁に付着し大変なことになります。
金鍍金(金メッキ)
酸化しやすい金属を酸化しにくい金属で覆い保護したり、高級感や質感を出すために鍍金したもの。金は、熱伝導率、電気伝導率に優れた性質を持ち、空気では浸食されません
銀鍍金(銀メッキ)
酸化しやすい金属を酸化しにくい金属で覆い保護したり、高級感や質感を出すために鍍金したもの。銀は、室温において熱伝導率、電気伝導率、可視光線の反射率がすべての金属の中で最大であります。
パラジウム
元素記号46の元素で元素記号はPdであり、貴金属にも分類されています。用途は、水素吸蔵合金として利用されるほか、歯科治療に使用される合金の一つで、いわゆる銀歯は金銀パラジュウム合金で、20%以上のパラジュウムを含有しています。また、ジュエリーや触媒としても利用されています。
2007年の統計では、世界の産出量のうちロシアが46%、南アフリカ共和国が40%を占めています。




特徴その1
相場価格がすぐわかる!

特徴その2
査定後1週間以内にご入金。

特徴その3
創業60余年、20万件以上の取引実績。鉄スクラップ専門の卸問屋が運営。
買取の手順

1
お客様
買取依頼・申し込み
専用の「買取り依頼申込フォーム」にてお客様の情報、買取り金属名、重量をご記入の上、お送りいただく金属ごとに撮影した写真を添付して、送信してください。買取可能な金属及び買取相場価格は、コチラからご確認ください。

▲添付写真の例
2
山下商店
お申込内容の確認
申込フォームの内容や添付いただいた画像を確認した上で、弊社から買取金属の「送付依頼」をメールでお送りいたします。
申込内容によっては、ご送付いただく前にお電話、メール等で確認させていただく場合がございます。「送付依頼」メールの無い、金属類のご送付については、お受け取りができませんのでご注意ください。

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買取申込書の記入、商品の梱包・発送
弊社からの「送付依頼」メールを受領後、「買取申込書」をダウンロードして、印刷したものに必要事項をご記入いただき、身分証明書(免許証、保険証、住民票など)のコピーと共に、買取金属と一緒に梱包の上、弊社までご送付ください。
撮影した金属くずの現物と受け取った現物が違う場合は、受付いたしません。
着払いで返品いたします。

梱包資材をご用意ください。
梱包資材のご用意ができない場合は、弊社からダンボールをご送付することも可能です。(その場合は、梱包資材費用として1,000円をご精算時に相殺させていただきます)

ご送付される金属を梱包してください。

別の種類の金属を同梱する場合は、新聞紙やビニール袋などで区分けしてください。

買取申込書・身分証のコピーを同梱してください。

しっかりと封をして、弊社までご送付ください。

買取依頼書を封をしたダンボールの上面に送り状とともに貼って発送してください。
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送り先
有限会社山下商店
〒456-0076
愛知県名古屋市熱田区切戸町3-58
TEL 052-682-5952
梱包時の注意点
・輸送中に荷物がバラけない様に、ガムテープやPPバンド等でしっかりと補強してください。
・2種類以上の商品を同梱する場合は、ビニール袋 等で区分けしてください。
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山下商店
お申込内容の確認
商品が弊社に到着後、商材ごとに計量し、買取り金額の査定をいたします。買取単価は、荷物が弊社に到着した時点の単価になりますので、ご注意ください。7営業日以内にご指定口座にお振込みいたします。

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お客様
代金のお受け取り
銀行振り込みにてお支払いいたします。
(振込み手数料はお客様負担になります。)
以下の場合は買取できない場合があります





