照明器具は、トランス、抵抗器、配線類を外して鉄の部分のみにしていただければ、鉄屑として、引き取り可能です。
鉄工所に色んな機械が置いてあります。
廃業などに伴い回収の依頼があります。
プレス機 / ボール盤 / 旋盤 / 研削盤 / ボール盤 / 中ぐり盤 / 歯切り盤 / 放電加工機 / シャーリング / 裁断機 / コンプレッサー / エアドライヤー / 溶接機 / マシニングセンタ / ターニングセンタ / NCフライス盤 / 製造ライン / ハンダ槽 / 印刷機 / 包装機 / 金属探知機 / 集塵機 / 圧延機 / キュービクル / フォークリフト / その他工作機械 / 厨房機器
樹脂関係では、射出成型機、
木工機械では、
圧縮固定器、縁貼機、ボーリング、仕上げカンナ盤、NC工作機、四カンナ盤、溝突盤、建具組み立て機、ラジアルソー、プレス機、パネルソー、集塵機
等の引き取りの実績があります。
我が国は資源の乏しい国である上、世界的な資源の枯渇が進行しているといった背景などから、大量生産・大量消費・大量廃棄
型の社会システムから脱却が求められており、資源の有効な利用の確保を図るために、「資源の有効な利用の促進に関する法律」
(資源有効利用促進法)を1991年に制定しました。資源有効利用促進法は、3Rの取組が必要となる業種や製品、10業種・69品
目を政令で指定し、各指定項目に対し自主的に取り組むべき具体的な内容を省令で定め、製品の製造段階における3R対策、設計
段階における3Rの配慮、分別回収のための識別表示、事業者による自主回収・リサイクルシステムの構築などを規定しています。
スチール缶マークの様式(形状、寸法)(平成3年~)
※平成三年大蔵省・農林水産省・通商産業省令第一号「鋼製またはアルミニウム製の缶であって、飲料が充てんされたものの表示の標準となるべき
事項を定める省令」にて定めている
鉄屑、金属製品、ステンレスくず、アルミスクラップ、銅、真鍮のリサイクルが必要なのはなぜでしょうか?
リサイクルの必要性は現在も多く取沙汰されています。
昔に比べてエコバックやマイ箸、マイボトルと言った言葉を聞く機会が増えたのではないでしょうか。
それは、それだけ日常的にリサイクルへの関心が高まりつつあります。
日本は、国土が狭く、資源も貧しい国です。 レアメタルなどの貴重な資源は、リサイクルすることで、資源がなくとも、有効に使っていくことができます。また、廃棄物を適正に処理(リサイクル)することが、有害物質などの流出を抑え、環境やわたしたち人体への悪影響を少なくすることにもなります。
大人だけの問題ではなく、子供たちもリサイクルについて考えているようです。
小学4年生3クラス99名を対象に授業を行いました。
リサイクルに関心の高い子が多く、たくさんの意見が飛び交う、活発な授業となりました。特に、最後の「なぜリサイクルする必要があるの?」という質問に対しては、「残り少ない資源を守るため」や「知球の温暖化を防ぐため」等、大人もびっくりするような意見を出してくれました。
子どもたちはリサイクルの必要性を十分わかっているようです。
ご自宅、会社、工場、事業所など、鉄屑、金属製品、ステンレスくず、アルミスクラップ、銅、真鍮などを処分するとき、
鉄屑、金属製品、ステンレスくず、アルミスクラップ、銅、真鍮のリサイクルが必要なのはなぜ?」「
ステンレスの持ち込み時、買い取り時の注意
ステンレス再資源化のために、ステンレス屑を買取っています。 鉄に10%以上のクロム鋼を含ませた合金をステンレスといいます。 ステンレスくずは「不錆(さびない)」の意味です。 ステンレスは含有するクロムが空気中で酸素と結合、不動態(ふどうたい)膜を形成して、錆びにくいため、錆びては困る用途の製品(流し台、浴槽、厨房製品、自転車の泥よけ、厳寒地仕様の自動車のマフラー)等に使われています。
クロム(99.9%)
様々なステンレススクラップ
ステンレス浴槽
ステンレスの種類
ステンレスは合金ですが、その組成や割合により、細かく分類されています。
JIS規格ではSUS(Steel Use Stainless)の後に組成により様々な番号が付与されています。
オーステナイト系ステンレス鋼
SUS301 ニッケルの含有率が6-8%、クロム(Cr)の含有率が16-18%。磁石に弱く付く。
SUS304 ニッケルの含有率が8-10.5%、クロム(Cr)の含有率が18-20%。磁性なし。18-8ステンレスとも。
SUS316 ニッケルの含有率が10-14%、クロム(Cr)の含有率が16-18%。磁性なし。18-10ステンレスとも。
SUS309 ニッケルの含有率が12-15%、クロム(Cr)の含有率が22-24%。磁性なし。22-12ステンレスとも。
SUS310 ニッケルの含有率が19-22%、クロム(Cr)の含有率が24-26%。磁性なし。25-20ステンレスとも。耐熱鋼。
09
マルテンサイト系/フェライト系
SUS430、SUS410等 ニッケルの含有がなく、クロム(Cr)の含有率が16-18%。磁石に付く。18クロム、18ステンレスとも。弊社では鉄と同値。
(実際には末尾にL等のアルファベットが付くものもあり、もっと細かい)
一般的に、ニッケルの歩留まり高いものが、金属スクラップとしての価値が高くなります。
ニッケル
ニッケルの含有率は、何かしらの表記がない限り、見た目では分かりません。
ステンレスの磁性
オーステナイト系ステンレス鋼は、基本的に磁性(磁石に付くか付かないか)はありません。
しかし、一部曲げるなどの加工を加えると軽く磁性を帯びる場合もあります。
18-8 STAINLESS (18-8 ステンレス)
表記に18-8 STAINLESSとあるものは、クロムが18%、ニッケルが8%という意味で、SUS304を表します。
18-8 STAINLESS
18-8 STAINLESS の分析結果
SUS304は磁石に付きません。
18-10 STAINLESS (18-10 ステンレス)
表記に18-10 STAINLESSとあるものは、クロムが18%、ニッケルが10%という意味で、SUS316を表します。
18-10 STAINLESS
18-10 STAINLESS の分析結果
SUS316は磁石に付きません。
18 STAINLESS (18 ステンレス)
表記に18 STAINLESSとあるものは、クロムが18%という意味で、SUS430を表します。
表記が単に「STAINLESS」や「STAINLESS STEEL」としかないものもあります。
この場合は分析しなければ詳細は分かりませんが、磁石に付くようであれば、SUS430やSUS410といった「SUS400系」でしょう。
「SUS400系」にはニッケルが含まれていない(あってもごく微量)ため、スクラップの価値としては相当低くなります。
SUS430やSUS410は磁石に付きます。
ニッケルの含有が多い金属
ニッケルの含有が大きいもの、例えば、純ニッケル、ニッケルを多く含む耐熱鋼、ハイパニック、イリウム、インコネル、インコロイ、コバルト、モネル、マルチメット、ミューメタル、ハステロイ、36ニッケル等は特殊金属として買取ります。
ステンレスの判別方法
ステンレスの種類は、何かしらの表記がない限り、見た目では判別できません。 しかし、簡単な見分け方としては、磁石を使うことで判別できます。
ステンレスに磁石を当ててみて、付くものは駄目(SUS400系でNiがない)、付かないものは良い(SUS304、SUS316等でNiが含まれている)となります。 なお、弱く付くのがありますが、それはSUS301(SUS304よりNiの割合が少ない)かと思われます。
常に磁石を携行しておくとよいですが、オススメは棒の先に磁石の付いた「ピックアップツール」です。先端にネオジューム磁石がついているので、強力な磁力です。 本来は棚の裏に落とした鍵等を拾う用途で使うものであり、その用途から磁力が強力ですので、微妙な反応を見る用途には不向きですが、伸びるから便利です。簡易的にはホワイトボードに使う磁石でも大丈夫です。
ピックアップツール