◆情報が溢れているからこそ・・・◆

愛知県、名古屋市、鉄、金属くず、スクラップ 回収 山下商店 山下良太郎です。

こんにちは、いつも大変お世話になっております。山下商店代表の山下良太郎です。

。よろしくお願いいたします。

さて、先日とても懐かしい人から電話がかかってきました。その彼は、もともと  うちのお客様だった会社の社長の息子(40代)です。

今から8年前に起きたリーマンショックの、その1年くらい前に当時70過ぎだった社長が「これから先、いいことないぞ」と言ってパッと会社を閉じられました。

その 当時、社長の会社の業績は悪いとは思えず、まだまだやっていける状態でした。 息子さんも2人いて周りからは「なんで廃業するんだ?」とさんざん言われていた ようでしたが、あれから8~9年経ち(リーマン前の)本当にいいときにやめられた なぁと、私は思います。

つい先日その社長の息子から電話がかかってきました。彼は、会社勤めをしているのですが「山下さんのことを思い出して、最近どうしてるのかなぁと思って・・・」と。そして、いろいろ話をしていると、何か将来に対する不安を少なからず感じて いる様子でした。

今の若い人たちは、情報がいくらでも取れてしまう時代です。江戸時代に比べると1週間で江戸時代の人の一生分くらいの情報を取れるとも言われています。  なので、情報に対して不足感はないと思います。しかし“リアルな情報”はなかなか取れません。

ネットではそう書いてあるけど、実際のところどうなの?アベノミクスで大企業は恩恵を受けているらしいけど、中小零細企業はその実感がない。

実際のところどうなの?というリアルな情報は取れず、そのため、先が見えずに不安を 感じやすい。彼との電話、それから最近の若い人たちと話している中で、そんな  ことを私は感じています。

リアルな情報が取れることで、正しい判断基準ができ、それこそ(社長であれば)会社の閉じどきという最高に難しい判断でさえも できるようになるのではないかと思っています。情報が溢れかえっている時代だからこそ、リアルな情報が貴重になってきますね。