愛知県、名古屋市鉄屑、ステンレス、アルミ、銅、真鍮、スクラップ、回収、買取りの山下商店 山下勝弘(良太郎)です。

名古屋市中川区にある鉄工所で【もう廃業する】という方がいたので、その現場へ下見に行きました。

 実際伺った鉄工所内の機械ももう大して売る事が出来ない為全て【鉄スクラップとして売る】との事でした。

 撤去回収作業の下見の為に伺い古い機械の搬出や必要な道具の準備に備え色々うち安房輪をさせていただきました。

家と隣の家の間、ちょっとした屋根と庇の間、雨樋の間などに丸棒や長い材料、物干し竿などが立てかけられて、転倒防止のためにロープで固定がしてありました。

それらも綺麗に回収を行いました。

 

隙間を有効に使うのはいいのですが、使うか使わないかわからない物をいつまでも置いておくのはどうかと思いました。

要るものだけを置いておけばいいのですが、奥の方になると何が入っているかわからなくなってしまいます。

不要なものほど手前に置いて、目で見てわかるように綺麗に整理整頓がしてあれば、要らないものがたまることも少ないと思います。

 

 

これだけの隙間を有効に使って、一般の住宅の中に金属屑を放置してあるケースはとても珍しいことです。

どんどん取ってみると、トラックに2台分にもなる大型の回収案件になりました。

これらを出すのに5人体制で半日ぐらいかけて行ないました。

時間と人数を十分にかけた作業になりました。

 

 

 

 

テレビアンテナをアルミで作っている会社があったということで、それらの回収の見積もりをするために伺いました。

主が亡くなってしばらくそのままにして置いてあったそうです。

 

搬出経路は、奥に窓があり、隣は空き地になっているので、そこからどんどん出すのが一番いいのかなと思いました。

 

 

 

 

ちょうど隣地が空き地になっているので、そこからアルミのアンテナを出すように準備をしました。

ただ解体した直後の土地なので、トラックなどを入れてしまうと、すぐに土に埋まってしまうかもしれません。

フォークリフトと鉄板を持ってきて、一枚一枚鉄板を敷いておくことにします。

敷いた鉄板の上だけで作業をしたり、トラックを止めたりすれば、作業は十分に可能だと思います。

 

 

 

表向きは一般の家で、玄関を入ると横に居間などがあります。

ところが、その居間から一歩奥に入ると、中はワンルームの広い工場が登場しました。

真ん中は作業台のスペースで、ボール盤などの色々な作業工具が置いてあり、まさに「秘密工場」の装いでした。

こんなところに大規模なテレビアンテナを作る工場があるとは、露ほども思いません。

宅急便などが日々出入りし、玄関先に色々なものを置いていくので、「一般家庭なのになんでこんな工業製品が持ち込まれるのだろう」とちょっと不思議な感じがするのではないでしょうか。

中に入ると色んなネジ、ボルト、ナット、作業工具などがぎっしりと並んである様子からも、「秘密工場」の雰囲気がプンプンとしてきます。

 

人知れず作業に打ち込める環境という点で、十分なスペースです。

住宅街の真ん中にあるので、一人作業に没頭することが可能です。

衣食住を兼ねたいい場所で作業に打ち込める、とてもいい環境だと改めて感じました。

 

 

アルミの部品を使って菊などの栽培も人一倍熱心に取り組んでいたそうです。

玄関にはびっしりと園芸鉢が並び、屋上の物置の中には肥料や土など園芸に使うものがびっしり入っていました。

アルミの支柱などを使って園芸も一生懸命されていたということです。

 

 

 

 

 

 

今年に入り徐々に忙しくなってきました。 金型屋さんが 割合と去年と比べて仕事が入っているとのこと。 「去年は暇でつい、安値で仕事を受けてしまい ひどい目に遭ったので今年は自重している」 受注に対してシビアに見ることができるようになった。 確かに皆さん単価面での苦労は絶えないようです。 応援しています。

 

DCIM3694