HRB571

印刷機を窓から出すか?バラバラにして手降ろしするか?

不要な印刷機を処分してほしいという依頼があったので

回収に伺いました。

ネックは奥にあるスキャナーの印刷機をどうやって出すかということです。

入れる時は、バラバラにして入れたのか

本体そのままで窓から入れたのか定かではありませんが

この大型の印刷機をどうするかということになりました。

やはり多少時間はかかったとしても人数を入れて

バラバラにして手降ろしした方が早いのかなぁと思いました。

窓から見てみると…

手すりを外して、また取り付けるのに同じぐらい時間がかかってしまうので、バラバラにする方がいいのかなぁという気持ちが強くなりました。

 

ターンテーブルガス切断、解体作業

ターンテーブルは縞鋼板の上にアングル、チャンネルなどを行い、そして駆動部があって、右旋回左旋回する機構になっています。

確認口はネジで取れるのですが、それ以外は全部溶接でとめてあったので、鉄板を一枚一枚取りながら、中のアングルの骨組みなどをガス切断をして、ターンテーブルの解体作業を行いました。

 

ターンテーブル解体撤去。下見では、まず解体する現場のチェック

下見では、まず解体する現場のチェック、そしてトラックを置く場所、またそのトラックに移動する時にフォークリフトがいるのか、フォークリフトが無理ならば移動用の台車でどうやって搬出をするのか、など細かい打ち合わせと確認をします。

一個一個確認作業をして、出来るかどうかの最終判断をしないといけません。

色々な手順に沿って作業工程を考えながら、入念な打ち合わせを行いました。

 

「ホテルにあるターンテーブルが傾いてきたので、それらの解体撤去作業をしてもらえないか。もちろん金属屑は回収していただくのですが…」と言われて、ホテルに下見に来ました。

ターンテーブルは回るのですが、傾いていているので段差が少し出ています。

つまずくことがあると危険なので、ターンテーブルを変えたいと思っているという事でした。

ちょうど30年ぐらいすると建物も古くなり、中の設備なども修繕する必要が出てくる頃です。

こういった設備機器もちょうど修繕のタイミングなのかなと思いました。

 

搬出口の確保 2階の窓に敷鉄板を敷く

ベランダの部分は段差があるので、その段差を解消するために1500×3mの鉄板を1枚敷きました。

この鉄板は1枚800kgあります。

これぐらいの鉄板を少し傾斜がつくように敷けば、機械をゆっくりと安定して出すことができます。

また、フォークリフトの爪がきちんと刺さるように、なおかつ下を傷つけないような十分な配慮も必要です。

このように丈夫な鉄板を敷けば、機械もスムーズに搬出することができ、下を傷つけることもありません。

ターンテーブルガス切断、解体作業

ターンテーブルガス切断、解体、積み込み作業

手に持てる大きさにガス切断した部材を台車に載せて、一個一個ゆっくりと道路を渡って大型トラックに積み込みしなければなりません。

人数は4人から6人、朝8時に集合して、9時過ぎからゆっくりと作業を行い、ホテルのチェックアウトが終わる時刻を見計らって10時からガスの切断を行いました。

夕方の4時前、ちょうど暗くなる前に終わることができたので、良かったかなと思いました。

ただこの間、ホテルはそのまま宿泊客を受け入れていたので、お互い目を合わさないように目隠しの養生をして、作業に集中できるような工夫をしました。

 

機械を実際搬出し後に、再度撮影をすると「こんな広いスペースだったんだ」と感心してしまいました。

 大型トラック2台分搬出したのですがスロープがあったので鉄板を敷き撤去回収作業を行ったのですが、搬出後の広いスペースを見てお客様にもお喜びいただきとてもいいお仕事が出来たなと思いました。

 

搬出作業を行うにあたりまず製品を機械の周りから全部どけてもらい、搬出ルートの確保をします。

機械の処分

物であふれた場所

機械の処分 所狭しとものが

そしてその木枠の解体・撤去はお客様の所が行うのか、あるいは山下商店で行うのかを打ち合わせる事から始まりました。

山下商店 スタッフ一同

スタッフ

 

その機械を搬出するにはまず、機械回りに沢山置かれているダンボールを移動しなくては搬出以前に作業道具も持ち込むことができません。

機械の処分 所狭しとものが

物であふれた場所

機械の処分

作業スペースである部屋からパッキングする為の梱包材などが入ったダンボールを全て撤去し、更にはビニールや木枠で覆われたそれらを全て取り外さなくてはなりません。

山下商店 トラック

トラック 山下商店