この建物は5階建てなのですが、古いビルでエレベーターがありません、

昨今のコロナで、一つの階段でも、真ん中に昇る方向と降りる方向を分ける線が引いてあり、非接触を推奨するルールとなっていました。

そこの4階からロッカーやキャビネットなどを人力で降ろす作業を4人がかりで行いました

一個一個棚を降ろしてトラックに積むと、狭かったスペースもどんどんと拡がりを見せて、少しずつ空間ができてきました。

色々な実習などに使えるようになったかと思います。

もうワンフロア下がった3階には、使わない3人用のロッカーが3本置いてありました。

これはどこにも行く場所がなかったのか、そのまま置いてあり、

上にはいろんな物が載っていて、ちょうど作業台のようになっていました。

この3本の更衣室用ロッカーと、その他のロッカーを2,3本出して片付いたおかげで、狭い実験室なのですが、広いスペースを作ることができました。

 

ただし、階段を3人がかりで一個ずつロッカーを降ろして行きました。

 

事務所椅子の引き取り

お客さんに「顧客先で事務椅子が要らなくなったので取りに来てくれ」と言われました。

昔の灰色の事務椅子ならば「金属屑」として回収が出来るのですが、脚だけ金属の物や脚も座る所もプラスチックで支柱だけが金属のものなので、ほぼ「産廃」になります。

全部金属でできている事務椅子は、どんどんと少なくなってきました。

事務椅子は、機能的な高単価のもの、座り心地の良いものなど樹脂の比率がどんどんと上がってきました。

最近の事務椅子は、90%以上が産廃になるこの頃です。

 

 

 

 

5トンのトレーラーが朝8時に到着して

作業員5名、山下商店3名で作業を開始しました。

レッカーの運転手にはトランシーバーを持ってきてほしいと言いましたが、目視ができるのでトランシーバーは不要となりました。

3階から手で合図をして事務什器をワイヤーでかけて

そしてナイロンスリングなども使って

荷物が落下しないように細心の注意を払います。

こうして事務什器の搬出作業を進めていきました。

 

 

4階にある店舗陳列金具、レジ台、売り場のワゴンなどを回収します

スチール製品を中心として回収していきます。

部分的にガラスや木材などが付いている場合は

その場で充電ドライバーなどを使用して外していきます。

こうすると金属部分が計量できるようになります。

指定された場所をきちんと一箇所ずつ確認を取りながら

搬出作業を進め、積み残しがないようにしていきます。

 

 

店舗陳列金具の回収作業を行います

 

一部に集めてある小売店の店舗陳列金具を

トラックに積み込みます。

 

手で持てないものはフォークリフトなどを使って

大型トラックに積み込んで行きます。

 

更衣室のスチールロッカーを一個ずつ運んでいきます

やはり狭い部屋なのでロッカーを立てたり寝かしたりする時は

壁を傷つけないように注意しなくてはいけません。

なるべく二人以上で作業を行い、壁などに傷がないかを確認して作業を終了することにしています 。