普段から金属くずの分別および産業廃棄物の分別をきちんとすることは、学校教育の一環となります。

分別して回収させていただく前準備として、

金属別に入れ物を用意し、そこに保管するような教育を実践しています。

金属くずをまぜこぜにしてしまうと、分別が不可能になる場合があります。

混合した金属くずは、磁石でつくものとつかないものとでしか分別ができません。

後は手作業による分別ですが、

これは細い金属くずになればなるほど、

分別が不可能となっています。

 

最近では中国が、家電の産廃や家電品の輸入受け入れ禁止を打ち出しています。

そのため、金属くずの混合したものの輸出が不可能となりました。

この混合した金属くずは、日本国内で産廃として処理されることになります。

そうなると産業廃棄物がどんどん増えて、

最終処分場がすぐにいっぱいになり、

処理価格が高騰してしまいます。

早い段階から金属くずをきちんと分別して回収し、再利用・再資源化することが望まれます。

今の段階では、これらが最も緊急的な課題となっています。

 

 

 

名古屋市の工業専門学校に金属くずの回収に伺います

毎年、春休み・夏休み・年末年始休みの年に3回、金属くずの回収に伺っています。

あらかじめ打ち合わせをして、

回収日などを決め、

見積もりを提出して、

回収作業にあたっています。

今回はアルミの切粉、鉄くず、鉄切粉、アルミ切粉などの回収に伺います。

 

コロナウイルスの影響で、去年は学校が長期間お休みになりましたが、

今年は緊急事態宣言が発令されても学校はリモートで授業などを行っています。

学校側も普段とは違う対応を迫られている状況です。

 

そんなところで、学校の休みに合わせ、金属くずの回収に伺う予定です。

 

 

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

名古屋市中村区にある専門学校の事務什器および金属屑の引き取り作業

 

名古屋市中村区にある医療専門学校で、簡易的な事務椅子、打ち合わせ用の椅子・テーブル、事務机、棚板などの回収作業を行いました。

金属疲労により鉄製椅子の脚にひびが入ったために全部取り替えを行います。

外構の鉄製フエンス

金属疲労により、1脚が、脚にひびが入ったために全部取り替えを行います。

 

定期的に備品類の入れ替えをしているので、

入れ替えた場合は地下にある倉庫に一時保管をしています。

その保管する場所がある程度いっぱいになってくると、

回収の依頼があります。

見積もりを出して、最終作業の確認と金額の確認をし、先方の学校側から合意の連絡があれば、回収作業に伺います。

今回は、10時半から12時までの二時限目に空きがあるので、その90分ぐらいでなるべく作業を終わらせてほしいということでした。

地下3階から地上8階までの建物なので、エレベーターは2基あります。

が、学生が昼の休憩にエレベーターを使うので、

その時はエレベーターの使用ができなくなります。

そういった意味でも、この90分で大型の作業を終わらせなければなりません。

物量がある場合は、学校がお休みの土曜日などを作業にあてることになりますが、今回は4t車で6割から7割ぐらいの量です。

その時間で作業を終えることが可能なので、

平日に作業にあたることにしました。

人員を多め(5人)にして、台車なども多めに用意して、

作業がスムーズに行えるようにしました。

こういった計画と準備をして、

12時までに無事作業を終了することができました

 

工業学校にも電気自動車の影響が来ています。

工業学校の学習過程には、

「レシプロエンジン」いわゆる自動車の圧縮エンジンの勉強過程があります。

しかし無免許でエンジンをかけると

無免許運転扱いとなってしまうので、

学校では燃料は入れずにエンジンをかける手前までの実習を行っています。

いわゆる単気筒の圧縮エンジンや4サイクルエンジンの基礎的なOHVのエンジンを使用しています。

まだ国内では、電気自動車は少ないというものの、

今後は電気自動車が増加する可能性があります。

そのため学校でも来季からは、

電気自動車の模型を使ったカリキュラムが組まれているそうです。

学校教育における新しい取り組みだと思います。

アルミスクラップ(アルミ機械コロスクラップ)

鉄屑、甲山