普段から金属くずの分別および産業廃棄物の分別をきちんとすることは、学校教育の一環となります。
分別して回収させていただく前準備として、
金属別に入れ物を用意し、そこに保管するような教育を実践しています。
金属くずをまぜこぜにしてしまうと、分別が不可能になる場合があります。
混合した金属くずは、磁石でつくものとつかないものとでしか分別ができません。
後は手作業による分別ですが、
これは細い金属くずになればなるほど、
分別が不可能となっています。
最近では中国が、家電の産廃や家電品の輸入受け入れ禁止を打ち出しています。
そのため、金属くずの混合したものの輸出が不可能となりました。
この混合した金属くずは、日本国内で産廃として処理されることになります。
そうなると産業廃棄物がどんどん増えて、
最終処分場がすぐにいっぱいになり、
処理価格が高騰してしまいます。
早い段階から金属くずをきちんと分別して回収し、再利用・再資源化することが望まれます。
今の段階では、これらが最も緊急的な課題となっています。