中川区で個人事業の鉄工所の人から、「以前頼んでいた切粉屋さんが廃業をしてしまって近くで探していたら、山下さんがいると分かったので…」と、連絡をいただきました。

早速軽トラックに乗って伺ってみると、工場を経営している大島さんが出迎えて、いろいろと説明をしてくれました。

歳を聞いてみるともう70を過ぎているとのこと。

「人生100年時代と言われているから、健康のために働いてる。まぁあんまり金儲けにはならんけど…」とご主人。

奥様は「もう仕事なんか早くやめて、元気で動けるうちにいろんな場所に行きたい」と張り切っていらっしゃるようでした。

やはり「仕事」と「健康」と「お金」のバランスは

歳をとればとるほど大事だなと思いました。

そう思いながら、翌日には切粉とその他材料の端材などの回収に伺いました。

 

大型のトラックと8tトラックで現地に伺うことに

フォークリフトと鉄箱を積んでいくので、

大型トラックの半分ぐらいが埋まってしまいます。

またアルミのダライ粉などもついでに回収しても良いと連絡を受けたので、それは別にして積みたいと思い、トラックを2台に分けて伺うことにしました。

 

取引していたスクラップ屋さんが急になくなってしまい、

名古屋市港区にあるレーザー加工・板金加工会社から、

新しく定期的な回収の依頼を受けました

 

この会社は、先ほどの急になくなったという回収スクラップ屋さんから、別の業者に一度出したそうです。

ところがその業者は、新断を出しているのに、

いわゆるギロ材の薄物(ギロC)を全部いっしょくたにしてしまったそうです。

 

見た感じでは新断が2、3tはあると思うのですが、

それを全部ギロ材の薄物にされてしまったので、

例えば30円ちょっとで買ってくれるスクラップを、

10円以上安く買い叩かれてしまったということです。

さらに、約10tのいろんな要らない材料を出したのですが、

それも全部缶ブリキのような値段で買われてしまったと、

この工場主は大変怒っていました。

 

鉄屑にもいろんな値段のランクがあります。

 

いきなりAランクのものとDランクのものを混ぜこぜにして、

Dランクで買い取ってしまうのは、

ちょっと問題があるんじゃないかなあと思いました。

 

 

 

 

最近は真鍮や銅などが入った鉄切粉は産廃として取り扱うことになってきているので注意が必要です

 

この写真、一見すると細かい鉄の切粉のように見えますが・・・、

実はこの細かい切粉の中に真鍮のダライ粉が混ざっています。

こういったものを鉄切粉の中に開けてしまうと、

トラック一杯分が産廃として扱われる可能性があります。

納品時に製鋼メーカーから、返品されることもあります。

 

昔は売れていた商材が、今は売れなくなってしまい、

産廃の扱いになってしまったとのことです。

 

こういった真鍮や銅など非鉄金属が混じったダライ粉は、

ドラム缶などに入れてもらっています。

 

山下商店でドラム缶からフレコンに詰め替えて、

4t車一車くらい溜まったら、産廃として処理を行っています。

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

鉄切粉置き場を解体撤去して、新しい切粉置き場の提案をしました

 

だいたい自動車6~8台分の駐車場を借りていました。

これを全部返して、隣のアスファルトに2~3台分の駐車場を借ります。

工場の前にドラム缶が並べてある場所を整理して、

その上に蓋付きの鉄箱を置くことにしました。

 

山下商店が普段使っている鉄箱を貸し出しを行います。

そうすることにより、地面が、油で真っ黒になることはなくなり、

環境的にも見た目的にも、随分と良くなると思います。

 

鉄切粉置き場の美観を保つことができます。

また、駐車場が返却できて、年間を通せば大幅なコストダウンが可能となります。

一石二鳥ではないかと思いました。

 

 

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

鉄切粉置き場の解体撤去および切粉回収作業をして、

借りている駐車場の返却の準備を進めていきました。

当日は、まず鉄の切粉をヒアブのクラブで取っていきました。

鉄板の上をほうきで掃いて切粉をさらえ、綺麗に掃除をしました。

次に鉄板一枚一枚をガスで切断しました。

平板を一枚ずつ積み込み、鉄板の切粉置き場の解体撤去作業を終了しました。

長年切粉置き場として使っていたので、一部油で真っ黒く滲んでいます。

でも、少し上の土を取って砂利などを引けば、

また駐車場として使えるようになると思います。

鉄切粉置き場および鉄切粉回収作業をして

鉄切粉置き場の解体撤去および切粉回収作業をして、

借りている駐車場の返却の準備を進めていきました。

当日は、まず鉄の切粉をヒアブのクラブで取っていきました。

鉄板の上をほうきで掃いて切粉をさらえ、綺麗に掃除をしました。

次に鉄板一枚一枚をガスで切断しました。

 

平板を一枚ずつ積み込み、鉄板の切粉置き場の解体撤去作業を終了しました。

長年切粉置き場として使っていたので、一部油で真っ黒く滲んでいます。

でも、少し上の土を取って砂利などを引けば、

また駐車場として使えるようになると思います。

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

名古屋市港区にある自動車部品製造会社の鉄切粉および切粉置き場の解体撤去作業の依頼を受けました

 

この自動車部品製造会社さんは、以前取引のあったスクラップ屋さんに鉄板で作った鉄切粉置き場の解体をお願いしたところ、「その作業はできない」と言われ困ってしまったそうです。

借り地において、厚い鉄板で覆われた鉄切粉置き場

 

そこで、山下商店にできるかどうかの問い合わせがありました。

 

現地へ伺ってみると、シハチぐらいの鉄板で、鉄板を貼った底の上に溶接した鉄板で三方を囲んだスクラップ置き場が作ってありました。

まず鉄の切粉をヒアブなどで取り除き、

鉄板だけの状態にしてからガス切断などを行えば、容易に解体撤去できます。

 

お客さんに連絡をして、お見積りを出し、後日作業に伺うことになりました。

この置き場は、借地だそうです。

 

昔と比べて従業員の数も減り、これだけ広い切粉置き場はもう必要ないということでした。

だいたいこれで1トンぐらいの切粉があるんですが、

これを溜めるのに今だと半年ぐらいかかっているそうです。

この何分の一かの量を鉄箱に入れておけば、

回収作業は楽だし、こんなに広い駐車場を借りる必要がなくなります。

年間を通せば、大幅なコストダウンになるとのことです。

この切粉置き場の解体撤去作業を行うということでした。

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

普段から金属くずの分別および産業廃棄物の分別をきちんとすることは、学校教育の一環となります。

 

分別して回収させていただく前準備として、

金属別に入れ物を用意し、そこに保管するような教育を実践しています。

金属くずをまぜこぜにしてしまうと、分別が不可能になる場合があります。

混合した金属くずは、磁石でつくものとつかないものとでしか分別ができません。

後は手作業による分別ですが、

これは細い金属くずになればなるほど、

分別が不可能となっています。

 

最近では中国が、家電の産廃や家電品の輸入受け入れ禁止を打ち出しています。

そのため、金属くずの混合したものの輸出が不可能となりました。

 

この混合した金属くずは、日本国内で産廃として処理されることになります。

 

そうなると産業廃棄物がどんどん増えて、

最終処分場がすぐにいっぱいになり、

処理価格が高騰してしまいます。

早い段階から金属くずをきちんと分別して回収し、再利用・再資源化することが望まれます。

今の段階では、これらが最も緊急的な課題となっています。

名古屋市の工業専門学校に金属くずの回収に伺います

 

毎年、春休み・夏休み・年末年始休みの年に3回、金属くずの回収に伺っています。

 

あらかじめ打ち合わせをして、

回収日などを決め、

見積もりを提出して、

回収作業にあたっています。

今回はアルミの切粉、鉄くず、鉄切粉、アルミ切粉などの回収に伺います。

 

コロナウイルスの影響で、去年は学校が長期間お休みになりましたが、

今年は緊急事態宣言が発令されても学校はリモートで授業などを行っています。

学校側も普段とは違う対応を迫られている状況です。

 

そんなところで、学校の休みに合わせ、金属くずの回収に伺いました。

 

 

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

取引していたスクラップ屋さんが急になくなってしまい、

名古屋市港区にあるレーザー加工・板金加工会社から、

新しく定期的な回収の依頼を受けました。

新断(レーザー切断後)

 

この会社は、先ほどの急になくなったという回収スクラップ屋さんから、名古屋市南区にある別の業者に一度出したそうです。

ところがその業者は、新断とブリキ板を10トン以上出ているのに、

いわゆるギロ材の薄物(ギロC)を全部いっしょくたにしてしまったそうです。

薄いビニールが張られているブリキ板

 

見た感じでは新断が2、3tはあると思うのですが、

それを全部ギロ材の薄物にされてしまったので、

例えば30円ちょっとで買ってくれるスクラップを、

10円以上安く買い叩かれてしまったということです。

さらに、約10tのいろんな要らない材料を出したのですが、

それも全部缶ブリキのような値段で買われてしまったと、

この工場主は大変怒っていました。

鉄屑にもいろんな値段のランクがあります。

いきなりAランクのものとDランクのものを混ぜこぜにして、

Dランクで買い取ってしまうのは、

ちょっと問題があるんじゃないかなあと思いました。