リアルな体験、古物商の余川さん 

 

古物商の余川さん から、こんな話を聞きました。

大阪船場で行われていた骨董市でのこと。マイセンではありませんが、ものすごく有名なお皿が100枚あって、それを300万円で買わないか?と聞かれたそうです。

しかし、余川さんはそこまで自分の目が利かずにそれを買えず、別の業者が買いました。そして、その業者は東京のコレクターズクラブにそれを、800万で売ったそうなのです・・・(汗)。そこで300万出しておけば・・・というお話ですが、その勇気が当時はなかったとのことでした。

また、これはびっくりしたのですが、その世界は我々のいる世界とは180度違って性悪説で成り立っています。どういうことかと言いますと、売る方も買う方も目利きの“プロ同士”の場合は、「騙された方が悪い」というのが常識だそうです・・・(汗)。

彼は、そのような世界にいながら、ランチェスター弱者の戦略で強者が手をつけないような、他が売りにくいようなものを売買する仕事をしています。もし、みなさんの周りに「これって売れるの?」という“動産”がありましたらお声掛けください。余川さんをご紹介させて頂きます。