高島屋の新星堂の店員に商売の本質を教えてもらいました。

クラッシックのCDが、無性に欲しくなり

栄のノバのHMVに行ったら、時代の移り替わりは

早く、店舗が無くなっていた。

頭の片隅にアマゾンで買えばと考えたが、

「レビューで前回外してしまった事」を思い出す。

気を取りなおして、

スマートフォンで「名古屋、クラッシック、CD」

を検索。コメントを見ながら、

名古屋駅の高島屋11Fにある

新星堂に決める。

何も考えずに店に入り

クラッシックのコーナーに立ちつくし

数曲視聴して、

気になる曲をチェックする

それらのCDを探している最中

60歳ぐらいの店員が、近づいてきて

探すのを手伝ってくれることに

すぐに5曲のリストを渡して

この曲ならば、この指揮者、マーラーなら

オーケストラは、ウイーンフィルで

探すのが早くて、選択に迷いが無い。

話してみると、

クラッシック音楽を聴くのが

好きなのがよくわかるほど

クラシックのことをよく知っている。

「クラシックは、1曲が45分ぐらいありますが

聞くたびに、感じ方が違うし、

違う音楽に聞こえることもある。」

こんな深い造詣をすらすら話す。

仕事ぶりを見ていてすぐわかる。

それならば、気になる曲も尋ねて購入

結局余分に買うことに。

(この時点でうれしさと後悔が半々。

だいじょうぶかな?)

オマケでカラヤンの非売品のデモCDをいただきました。

話は、ここからが本題。

自宅に帰り、購入したCDを聞くことに

やはり、鋭い選択とアドバイスどうり

逆に店員の名前を聞いておけばよかったと

後悔するほどに楽しく音楽を聴けた。

気になる曲のCDも聞く。

同じ曲のCDを演奏者は違うが、4曲持っている。

この店員が持ってきてくれたCDが

自分の今まで持っているCDよりも

何倍も素晴らしい演奏だった。

早くこの人に巡り合っていたら、

遠回りはしてないだろうと

ただひたすら感謝。

疑って悪かったと反省しきり

お客は、商品を買うのではなく、

商品を購入して、それらを楽しむために購入している。

その楽しみ方まで教えていただいた。

商人としての王道を身を以て体験させてもらいました。

すっかりこのベテラン店員のフアンになってしまつた。

今日は、商売の本質に迫る経験を

させてもらい感謝。