愛知県名古屋市の鉄屑回収先の工業高校の先生は、時代の波に翻弄されて本当に大変だ……

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、機械回収、 ステンレス、屑、 アルミ、くず 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、引き取り、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

私たちのお客様の中には工業高校や大学など学校があります。旋盤やフライス盤、溶接機などが置いてあり、その関係でご連絡をいただくことがあります。

先日、とある工業高校の先生とお話をする機会があったのですが、工業高校の先生は時代の波に翻弄されて本当に大変だ……と、同情せずにはいられませんでした。

話は3つありました。まず1つ目は、工業高校に最近入学してくる若者はドライバーの回し方ひとつわからないから、そこから教えないといけないとのこと。私もニトリや楽天、イケアなどで組み立て式の家具を買いますが、そこには六角レンチが1本と数本のボルトが入っていて、それだけで組み立てられるものがほとんど。最近は日曜大工をする人も減り、家の中に工具がないということもざらで、そのため若者がドライバーも握らずに工業高校に来てしまうケースがよくあるそうです。

2つ目は、授業内容の大幅な変更。工業高校にはOHVエンジンが20台くらい並んでいます。それは三菱やホンダ、スズキなどから内燃エンジンの啓蒙活動として提供されたもので、先生たちはそれを使って構造を説明しています。ところが、ここにも時代の波が。今後、その授業が半分になるとのこと。そして、新たに半分の時間を使って電気自動車の構造について教えないといけないとのこと。今までの半分の時間で教え、さらに新しいことを半分の時間で教える。しかも、自分の意思ではなく、時代の波でそうなってしまったわけです。

そして、3つ目。コロナウイルスによって、テレワークではありませんが、学生の自宅学習がスタート。課題は提出してこないし、朝、出欠を取るために電話をする

ところからスタートするとのことで、寝ている学生もいて、授業をやっている方がよっぽど楽だとおっしゃっていました。

時代の波に翻弄される工業高校の先生たち。トリプルパンチで本当に大変だ……と、同情せずにはいられません