大型のアルミの金型を製作する際に

 

大型のアルミの金型を製作する際に

この大型アルミ金型は発泡スチロールを作る金型です。

発泡スチロールは断熱性とクッション性に優れているので

空間が少し大きめに作られています。

空間が広くなる分、部分的によく擦り減るところができてしまいます。

歯と歯が噛み合うように、上の金型と下の金型が噛み合わさる部分がよく摩耗してしまいます。

その場合、アルミ金型全部を作り直すのではなく

擦り減った部分だけ交換できるように

嚙み合わせ部分に銅や真鍮などを使うことがあります。

銅や真鍮はやはり板など四角い状態なので切り出して使います。

切り出して出た残りカスが、いくつかの丸いペール缶に溜めてありました。

今回、そのアルミ金型の擦り合わせ部分の銅や真鍮を削り出した残り(いわゆる作業屑)の回収を依頼されました。

これは別途正確に計量して、精算伝票を付けて、お支払いすることになると思います。