名古屋市中川区  3階にある乾燥炉の撤去作業の下見 

メッキ工場の3階にある乾燥炉を廃棄処分してほしいとのご依頼があり、下見に伺いました。

乾燥炉は長さが9メートルあります。処分するには何分割に切るのがよいかを算定するために、まず炉のタテと横の寸法を測りました。

また、乾燥炉の付属品である配電盤などを調べ、その寸法も測りました。

切断処理をした後の機械を、同所で一時保管する時の場所の確認も必要になります。

保管後、実際に搬出作業をする際には、いったん機械を3階の大きなベランダへ出します。

その後クレーンを装備したレッカー車で、3階から1階まで順次吊り下げて下ろす予定ですが、建物周囲の電柱とそこから伸びる配線の位置の確認も大事です。

レッカー車や他の車輌を停める場所もきちんと決めておかなければなりません。

「前準備で仕事のすべてが決まる」と言われていますが、下見は大事な作業です。実際の搬出作業を想定して、チェック項目を綿密に確認していきますが、思うように搬出できない事由があれば、改善が必要になってきます。入念な下見をすることで、改善箇所及び方法の検討を行っています

cof