鉄屑回収業の社長が、美容院で、考えたこと。

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、 ステンレス、 アルミ 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、リンセイ銅、 回収、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

話は変りまして、とある畳屋さん。熱田神宮の畳を全部やっています。

畳屋業界という超ニッチ産業の中で戦わずに勝つ経営をされています。私自身、たくさんの勉強仲間(経営者)を見ていても、やはり頭一つ抜けて売れているのは、あえて戦わない、戦わずして勝てるように戦略を組んでいます。

安定志向の若者の“戦わない”と、頭一つ抜けて売れている経営者の“戦わない”はまったく別物です。前者は勝負そのものを放棄してしまっていますが、後者は勝つために戦わない道を選んでいます。

もちろん、さとり世代の若者の中にもサイバーエージェントやDeNAやグリーなど勝負する世界に飛び込む若者がいるのも事実ですし、独立起業する若者も実際にいます。ただ、そういった戦う若者はごくごく一部で、安定志向が大半です・・・。

景気がかすかに良くなってきたと言われても、先が見えない世の中であることにはかわりません。また、日本の企業の99%を占める中小企業のほとんどはなんだかんだ毎日勝負しています。

日本の将来を担う若者たちには、是非とも“戦う力”を身につけるために、まずは勝負する世界に飛び込んでもらいたいと本当に思っています。まだまだ人生は長いのにもったいないなぁ・・・と、美容院で髪を切ってもらいながらひとり考え込んでしまいました。