「何事も準備が大切ですね。」の話
「何事も準備が大切ですね。」の話です。
ある社長からこんな話を聞きました。
その社長は、昔、商工会議所を通じて企業を紹介してもらい商工会議所内の会議室に営業に行ったことがあったそうです。
その際、社長は事前に何の準備もせずに、営業に行ってしまいました。
ご自身では、すぐにでも営業の話ができればと思っていたそうなのです。
しかし、商談の場では反対に大手メーカーの担当者から、
「納期のことについてはどのようにお考えですか?」 「品質については社員とどのように話し合いをしているのですか?」
と、いろいろたたみかけるように聞かれてしまったそうです。社長は、何の準備もしていなかったがために、質問にうまく答えられなかったそうです。
そのためすぐに見限られ、せっかく大手メーカーとの商談の場が、わずか15分ほどでクローズになってしまったそうです。せっかくのチャンスが水の泡・・・。
そして、完全に打ちのめされ、けんもほろろに帰ってきたそうです。
普通、一般的に社長と言われる人たちは、自分の恥部、失敗談を人に話したがりません。
ただこの社長は、素直謙虚に自分の失敗を受け止められ、(もちろん、同じ失敗は絶対に2度としないという自信があるからだと思いますが、)昔そんなことがあったんだと、私に素直謙虚に話してくださいました。
私はその社長にお会いして以来、(自分の中では)素直謙虚でいようと思うようになりました。
例えばそれは、“人の話を聞く”ということ一つ取っても素直謙虚に聞こうと意識しています。
おかげで、最近また、人の話から大きな気づきを得ることができました。
後記
大阪が梅雨明けしました。名古屋ももうすぐ梅雨明けスグですね。僕は、クエン酸と塩分を取るように心がけています。いろいろと夏を乗り切る対策を立てています。
あなたは、どうですか?