製造業の工場の不思議な話、稼動日数は 増えていても鉄スクラップの発生量は少ないままということは、
日本の電炉の生産状況は、、関東地区でみと、8 月の生産予測は、
昨年比 12 万トン減の 35 万トン弱と予測されています。
比例計算すると、 26%程度の下落となっています。
それでも 7 月から比べると、多少増えたような状態です。
それに対して、スクラップの発生は低調のままです。関東地区では、30%程度の減と言われており、一方で、地方では、半分以下との声も聞かれます。
確かに、3大都市圏(東京、名古屋、関西)に日本の人口の 50%以上が
集中する現状では、止むを得ないのかもしれません。先日、ある地方の同業者から聞いた話ですが、なにしろ土地が余っているので、
製造業の工場にしても、稼動日数は増えていてもスクラップの量は少ないまま、
つまり物を作っていない証拠など、確かにこれでは鉄スクラップの発生が少ない訳で
す。