プレーナー5面加工機のダライ粉、鉄キリコの回収作業に伺っています
プレーナー5面加工機のダライ粉、鉄キリコの回収作業に伺っています
プレーナーという機械があります。
セイバーなどで水平に置いた鉄板をちょうど鑿(のみ)みたいな爪で引っ掻くように鉄板を少しずつ削っていく機械です。
このプレーナーのダライ粉は、ラーメンのようにびっしりとくっついています。
鉄板を加工している時は、グルグルとぐろを巻いたものが一個ずつ落ちていくのですが、それがまとまってくると切り離すのがとても大変になります。
山下商店では、「ヒアブ」という油圧の掴む機械でダライ粉をつまみます。
実際につまんでトラックに積む時には、なかなか切れ目ができないので作業は難航します。
綺麗に取れる時もあるんですが、全部くっついて全体が移動することもあります。
そういった場合は真ん中をつかんで全部積み込むことができるかどうかを確認します。
無理なら、二分割三分割四分割して軽量化し、少しずつ積むことになります。
このプレーナーのダライ粉を細かく箱に入れるところもありますが、このように機械の横にまるまるダライ粉を置いているとこも少なくありません。
綺麗に機械の周りをベニヤで囲って入らないようにすれば
ダライ粉も綺麗に取れるので良いという人もいます。
これはそれぞれ工場の人の考え方なので、
どうするかは工場の方に聞いて行なっています。