最近の現代アート事情

 

2002年5月、ニューヨーク。

老舗オークション会社クリスティーズで注目の「ポスト・ウオー&コンテンポラリーアート」部門のオークションで日本の現代アーティスト村上隆の「HIROPON(ヒロポン)」が約38万ドル、日本円で約4860万円にて落札されました。

この他にも森村(もりむら)泰(やす)昌(まさ)、森(もり)万里子(まりこ)、奈良(なら)美(よし)智(とも)など日本のアーティストの作品が同時に出品され、約400万円から約600万円で落札されました。

この海外での日本人現代アート作家の評価が報道され、一気に現代アートへの関心と価値が高まりました。そして、現代アートが大衆にも認知されていきました。

2006年日本と韓国と共同で開催されたFIFAワールドカップ公式アートポスター「蹴球之図」にも日本の現代アート作家天明屋尚(てんのみやひさし)が使用されています。