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段ボールについている銅鍍金付針金やクロームメッキ付き針金の引き取り、処分、回収について

愛知県 名古屋市 鉄スクラップ、 ステンレス、 アルミ 、アルミニウム、 銅 、真鍮、 砲金 、リンセイ銅、 回収、 買取り 山下商店、 山下良太郎です。

段ボールについている銅鍍金付針金やクロームメッキ付き針金の引き取り、処分、回収について

段ボールを普段開けたり閉めたりすると、赤や銀色の針金がついているのを見たことがあると思います。

でも、Amazonや宅配便の段ボールを見て、この鉄製の針金が段々と少なくなっていることには気づいていませんでした。

野菜などを配達する時はダンボールにテープを貼りますが、市場へ出荷する時はテープを貼らずに織り込んで蓋をするだけだという話をこの事業所から聞きました。

金具を段ボールに使用すると、商品に傷がついたり、

ピッキングの検査で、金属探知機を使用する時に、反応したりするのが理由です。

今日の回収依頼の下見は、この段ボールの針金を長さで売ったり、その針金をとめる機械を売ったりしている会社でした。

そのような専門的な会社があったのか・・・

ビックリしました。

細い駐車場の奥に倉庫がありました。

その前に事務所があるのですが、外から見ると何の仕事をしている会社なのか、なかなか想像できるものではないなと思いました。

本題、段ボール中身の金属屑回収について

ダンボールの留め金を販売しているこの資材会社は、2年に1度鉄屑

(銅鍍金付針金やクロームメッキ付き針金)を出すそうです。

このダンボールの留め金は、ピアノ線とよく似た素材で、

非常に硬くてギロチンなどでは切断加工しにくい材質です。

切るとそのまま、L型、Z形になってしまい、長い形状のままになってしまいます。

また銅メッキを使っているので、スクラップの中に入れた場合、スクラップの銅分が上がってしまいます。

だから、高炉など品質に厳しいスクラップを取り扱う会社は敬遠することがあります。

電炉の場合でも、銅が入っていると及び腰になることがあります。

大手の問屋さんもこういったスクラップを自分のところに入れてしまうと、返品などクレームの対象となってしまうので、少量でも受け入れできないと言って、何社も断られた経験があるそうです。

私もこのスクラップを見て「これはちょっとやっかいだな」と思いました。

過去にも、受け入れ先に許可を取ってまとめて販売した実績もありました。