研修でとある場所へ行った時の話ですがその際に、その研修先の事務局のスタッフの方がタクシーを捕まえてくれることになりました。

 

その際『私今からタクシー拾ってきます!』と言って向こうの通りまで走って行ってしまいました。結構離れたところまで行ってタクシーを確保していただいたので、思わず圧倒され恐縮してしまったのですが大変助かりました。

人に対しての気配りって色んな形があるものだなぁと思いました。

 

 

さて、先日、ある勉強会で高級旅館「星のや」などを運営する星野リゾートがなぜ伸び続けているのかの話を聞く機会がありました。

最近のホテル及び旅館は、Airbnb(エアビーアンドビー)が部屋数で業界首位の インターコンチネンタルを追い抜いてしまうなど業界が激変しています。今やアプリの下請けがホテルや旅館という位置づけで、昔のように宿泊先に直接電話をして予約をするという人はもう少なく、楽天などのアプリを通じて予約というのが、一般的になりました。

そして、業界が激変している中でも星野リゾートは旅館業で一人勝ちの状態が続いているわけですが、それはなぜなのかという話がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静岡県に住んでいる人10人に「杉山フルーツって知ってる?」と聞くと7人までは、「それって生ゼリー売ってる店だよね。」もしくは、「よくテレビや雑誌に出てくるあの店だよね。」と言われるぐらい静岡では有名な店です。

「えーっ!本当かな?」と思い早速、新幹線に乗り富士市駅から車で15分走ったところにある吉原商店街(吉原地区人口13,000人、5,500世帯)の一角にある杉山フルーツ店に行ってきました。

店の周りはひと影もまばらでいくつかの店が閉店して少しさびれた感じです。お店に入り注文して食べたところとても美味しくて生ゼリーを5個も食べてしまい久々に大人食いを堪能しました。

早速前回の山下良太郎通信を渡して「すいません僕、個人通信発行しています。取材させてもらっていいですか?」通信と顔をチラチラ見ながら、心地よく杉山さんは、

「あんた熱心だね。いいよ。」

(正直この時が一番緊張するときです。此処まで来て断られたらどうしようか?と何時も思っています。)早速取材開始です。バシャバシャと写真を撮りながら質問です。

「どんな人がよく見学に来ますか?」

「1番.美容師2番.学校の先生3番.医者あとは経営者かな、役人もよく来るね。」

「ところであんたどんな商売?」

「鉄屑回収業です。」

「あんたみたいな業種の人は少ないな。」

「今度名古屋で僕講演するけど一般の人は入れないからまた来てね。」

来客がひっ切りなしに来てその合間にゼリーを手際よく作り続けながら話しを続けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去る平成24年1月27日に、愛知県豊川倫理法人会による「有楽製菓㈱豊橋夢工場見学and講演会」に行って来ました。有楽製菓という社名には馴染みがないかもしれませんが、あの「若い女性に大人気!!ブラックサンダー」のメーカーです。セブンイレブンのレジに、チロルチョコレート等と並んで箱に入って売られているお菓子といえばピンとくるのでは?

なんとセブンイレブン全店の約9割に置いてあるそうです。

もともとコンビニは、1個30円で売る商品にはあまり興味もなく、触手をのばさなかったようですが、POSシステムの導入に商品ごとの売上げデータが出るようになると、ブラックサンダーが売れていることがわかり、全国のコンビニ店舗に置かれるようになったのです。

ところが夏場は、運送中にチョコレートが溶けてしまうという理由で販売を中止していました。クール便の運賃が高く、利益が飛んでしまうからと泣く泣く諦めていたのです。

そんな時、セブンイレブン側から

「そんなら運賃半分出してやるから全国でうちだけに置いてもらえないか?」

と打診され、じゃあ、売ってもらおうじゃないか!ということになったわけです。

豊橋夢工場の中に入ってみると、入口に「夢」の文字が大きく掲げられています。そして看板商品のブラックサンダーファミリーのラインナップが展示してあります。

チョコレート工場といえば、ジョニー・デップ主演のハリウッド映画「チャーリーとチョコレート工場」を思い出します。

みなさんも子どもの頃に一度はお菓子屋さんになりたいと思ったことがあるでしょ?

私は大人になった今でも、お菓子を作ることって夢のある仕事だなぁと思います。

この工場は、2011年3月14日に建てられた最新鋭の設備を備えた工場です。会社設立から55年になり、より良いお菓子を作るために建設に着手したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、先日、とある化粧品会社さん主催のファスティング教室に行って来ました。

ファスティングというのは、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。断食のようなものです。

断食と違うのは、断食が何も食べずに水だけで過ごすのに対しファスティングも食べはしませんが、酵素ジュースやビタミンは飲むというものです。

私自身、これまで断食は何度かやったことがあるのですが、けっこうきつく、とは言え健康維持(向上)のために“食を抜く”ことをやりたく、タイミング良くあったファスティング教室に参加してきました。

参加者は7~8名、私のような経営者他、美容に興味がある人などが参加し、みんなでファスティングです。聞くところによると、これをすることによって、体を若返らせる(活性化させる)“ケトン体”というものが増えるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

有楽製菓を創業したのは、河合伴治社長の父親です。

第二次世界大戦の時は戦闘機の整備をしていた人で、機械いじりが大好き。その特技を生かしてパチンコ台を作り、パチンコ屋を創業したのです。

しかし、「子どもが大きくなった時、パチンコ屋では肩身が狭いだろう。どうしようか…」と悩んでいたところ、親戚がワッフルの製造・販売でうまくいっているらしいとのウワサを聞きつけ、2日間だけ修業に入るや、「俺ならもっと美味しいウエハースを安く大量に製造できる」と言い放って、昭和30年に独立起業したといいます。

(今ではとても考えられないのですが…)ウエハース製造の機械を開発し、一人で数台の機械を同時に扱えるようにして、美味しいウエハースを安く大量に製造することに成功しました。

これが今の有楽製菓の基礎を作ったと言えるでしょう。その後も徐々に業務の幅を広げ、大手菓子メーカーの協力工場として事業規模を拡大していったのです。

それと同時期に、スーパーマーケットを相手に大袋入りのお菓子を売っていましたが、メーカーの寡占化が進むにつれて、スーパーの3尺の棚にも明治、森永、不二家といった大手メーカーのお菓子が次々と並ぶようになりました。そして有楽製菓の製品が並ぶスペースが少しずつ減っていったのです。

そんな矢先、売上の半分以上を占めていた大阪の大手菓子問屋が倒産してしまいます。

それなら他の問屋に販売をすればと思うでしょうが、実はそれぞれの問屋さんに、お抱えのメーカーがあるというのが菓子業界の構造なのです。つまり、他の問屋から見れば有楽製菓はライバルなので、救いの手を差し伸べてくれるところはありません。

今後の事業展開をどうするか!?という決断を迫られ、河合社長は腹をくくります。

「新天地に行こう。菓子メーカーとして再出発をしよう」

と。それが、新たな事業の急展開の始まりでした。

続編に続きます。お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者は、全国の企業経営者約40名。業種も年齢もバラバラですが、頑張っている方ばかり。そして、私は初参加でしたが、アメリカを定点観測するために何度も参加している経営者も何人もいました。

現地では、朝に井崎さんによる講義があり、その日に回るところの説明と、視察のポイントなどを聞き、そして、実際にバスで移動。バスの中では井崎さんによる解説がずっとついています。

有名どころでは、ウォルマートやファーマーズマーケット、それから、現在、TSUTAYAが真似をしているアメリカ最大の書店チェーンであり、最大の専門小売店でもあるバーン・アンド・ノーブルや、マクドナルドの真向かいでやっても4倍の集客に成功しているバーガーチェーンのインアンドアウト等たくさんの企業を視察してきました。

個人的には時代が変ったときの“業態変化の仕方”などがとくに勉強になりました。これから定点観測をしながら、自社のこれからに活かせるところをどんどん吸収していこうと思います。